友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

プロ野球日本シリーズのゆくえ

2013年10月31日 18時46分16秒 | Weblog

 プロ野球の日本シリーズを見ていた。我が家のカミさんも娘たちも孫娘も、私の友だちの多くも熱烈な巨人ファンだ。そうなるとどうしても私は楽天を応援したくなる。第1戦を見て、楽天にも希望はあると思った。緒戦だから両チームとも勝てる投手を使ってくる。楽天先発の則本投手は大きな賭けだったと思う。楽天は負けたけれど、0対2と奮闘した。第2戦は楽天が田中投手だから、楽天が負けるはずがない。第3戦は東京ドームでの戦いで投手は楽天が美馬、巨人が杉内だった。この試合の楽天のヒット数は巨人の倍近かった。

 昨日の第4戦はどちらのチームも外人投手で、巨人は2回で4対1と差をつけられた。このまま巨人が負けるようなことになれば、次の試合で楽天が田中投手を投入して4:1で優勝となってしまう。日本シリーズは7回戦まであるのに、5回では終わっては興行収入が減る。7回まで試合をするには第4戦と今晩の第5戦で、巨人が勝たなくてはならない。それで第6戦の宮城球場で田中投手が登場して勝利し、3:3となっていよいよ最終回の決戦となる。野球関係者はそんなシナリオを考えていると思う。

 川上哲治さんが亡くなり、巨人が大先輩に報いるのか、あるいは川上監督と同じ77の背番号をつけた星野監督が念願の打倒巨人を実現するのか、第7戦こそが大一番だろう。そんな私の夢想を話すと、先輩は「そこまで仕組まれてはいないでしょう」と否定的だった。大手有名ホテルの食材の間違いも、愛知県東浦町の国勢調査の水増しも、「よくあること」と寛容な人柄だけに、「人間はそんな悪さは出来ないですよ」と弁護する。そのくせ、「身勝手な奴は腹が立つ」と厳しいことを言う。

 井戸掘り仲間は四分五裂となっている。井戸掘りを楽しんでやっている人と、働いているのに金にならないならやりたくないと考える人とに、分かれてしまった。初めは誰もが何の損得もなく、井戸掘りが面白かったはずだ。馬鹿で下世話なことを言い合って笑い、水が出たと喜び、宴会したり旅行に出かけたり、和気藹々とやってきた。5年の歳月が、人によって胸の中に収めるものを変えてきたようだ。さて、今日の楽天と巨人の試合はどんな展開になっていくのだろう。

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