昨日と今日、長女の6歳の娘が最後の発表会というので、ひとりで出かけた。カミさんは水曜日の朝早くゴルフに出かけ、「カニが当たった」と喜んでいたが、翌日から咳がよく出るようになった。土曜の朝、自分でも心配になって病院へ行き、インフルエンザと診断された。孫娘の行事の後、ダンナの両親と一緒に一杯飲むのが恒例になっていて、昨日はカミさんがいなかったけれど出かけた。
ダンナの両親は歳上だが、そんなに差があるわけではないので、話は出来る。親にしてみれば結婚した相手の親がどんな人なのかは気になる。私にとっては我が子が否応なしに深くかかわることになる相手だ。相手を知ってどうなるというものではないが、おそらく自分が安堵するためなのだろう。長女のダンナは顔立ちだけでなく性格もお父さんに似たところ、お母さんに似たところがある。ということは、長女も私やカミさんに似ているということでもある。
子どもが両親の血を受け継ぐのは当然である。そう思うと、私も自分の父や母にどこか似ているのかなと考えてしまう。6歳の孫娘を見ていると、活発でおせっかいなところは長女そっくりである。歌もダンスも楽器の演奏も見事にやってのけたというよりも、目立っていた。長女は身体が小さい方だったけれど、孫娘は身体も大きく動作も大きく切れがあった。何でもやりたいことに挑戦させて欲しいと思う。
小学校に入ったら、スマホから卒業して欲しいと思うが、無理かな。今は日記を書くことに夢中らしい。先日、我が家に来た時、鍵付きのノートを見せてくれて、書いていることを教えてくれた。次第に画面ではなく、文字に関心が移ってきているから、スマホ離れも出来るように思うのだが‥。ダンナはクラシック音楽に否定的だが、たまにはクラシックコンサートにも出かけて欲しい。
未知のものだからこそ、いろいろなチャンスを与えてやって欲しい。それで、結局はただの平凡な女性であったとしても。今日の話でも1%の天才と98%の奴隷と1%のどうにもならない人が話題になっていたが、私の希望は、天才のことも、どうにもならない人のことも、理解できる99%の普通の人であって欲しい。