友々素敵

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女性の活躍で戦争の無い世界へ

2016年09月16日 19時10分20秒 | Weblog

 民進党の代表選挙で蓮舫さんが、前原元外相と玉木国対副委員長を押さえて党首に決まった。とっても嬉しそうな顔でひな壇に上がっていたから、絶対に党首になりたかったのだろう。けれど、民進党の代表選挙にどれだけ国民の関心があったのか、東京都の築地市場の移転問題の方にはるかに関心があったと思う。それほど民進党の影は薄い。

 前原さんの顔は知っているが、外相だったのかと思い出そうとしても出てこない。玉木さんも国対副委員長でどんな活躍をしたのか印象にない。代表選挙のために全国10カ所を遊説したようだが、一体3人の争点は何だったのだろう。10カ所の中になぜ沖縄を設けなかったのか、沖縄問題で3人はどんな発言をしたのだろう。

 新聞で読む限りでは3人の意見に大きな違いが見つからないが、憲法では多少の違いがあった。前原さんは維新に近い現実主義者だから、「9条に新たに第3項を加えて自衛隊の位置付けを明記すべき」と言い、玉木さんは「世界中のあらゆるところで武力行使が可能になるような改正には反対」と述べ、蓮舫さんは「9条は絶対に守るべき」と主張した。

 経済や福祉などの政策は自民党と変わりない。一体なぜ、民主党は大敗北したのか、玉木さんは「何度も総括や反省をしてきた」と言うが、国民にはさっぱり分からない。なぜ大敗北したのか、その原因・要因を分析せずに「前向きに」などなってほしくない。

 民進党が自民党と対決できる点は、「原発反対」「辺野古移転反対」「憲法改正反対」の3点しかないのに、「何でも反対ではなく、積極的に提案できる党に変えていく」と蓮舫さんは就任で決意を述べている。これでは躍進できないだろう。

 確かに女性の時代を迎えた。東京都知事の小池さん、防衛大臣の稲田さん、今は無冠だが総理を狙う野田聖子さんも元気だ。世界を見てもドイツのメルケルさん、イギリスのメイさん、韓国のパクさん、ミャンマーのスーチーさんが政治を牛耳っているし、アメリカのクリントンさんも大統領選挙での勝利が目前だ。

 女性が活躍し、戦争の無い世界に向けて大きく前進して欲しい。

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