なんとなく、手触りがざわつく日中、日韓の関係ですが、ここ数日、それぞれで象徴的な反応がありました。
先ず、韓国では、在ソウル日本大使館の門扉に小型保冷車が突っ込んだ7月の事件で、暴力行為等処罰法違反などに問われた被告に対して、ソウル中央地裁は、懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡しました(5日)。他方、中国では、丹羽駐中国大使の公用車襲撃事件で事情聴取を受けていた男2人について、逮捕・起訴はせず、軽犯罪を処罰する「治安管理処罰法」を適用して行政処分とすることを発表しました(4日)。韓国では、司法はまがりなりにも機能しているようですが、中国は相変わらず法治ではなく人治の国で、絶望的です。小さいながら、外国の大使を襲ったテロ事件であり、大使の公用車を止めて国旗を収奪する非礼を働きながら、ただの軽犯罪でお茶を濁すとは・・・大局に立つとの名目のもと、波風を立たせたくない民主党は、これで手打ちにしたいと思っているのでしょうが、中国の国内事情など、私たち日本人には関係なく、是々非々で対処すべき外交問題のはずです。
福島香織さんのコラムで、昔、北朝鮮の核問題をめぐる六ヶ国協議が北京で行われていた頃、中国のネットで流布した笑い話が紹介されていました。六ヶ国協議中、日本代表がトイレに席を立った時、みんなが我慢強い日本をどうしたら怒らせることができるか、という話で盛り上がったのだそうです。
北朝鮮代表 「国民が拉致されても怒らない国だからな」
韓国代表 「独島(竹島)を不法占拠されてもにこにこしているし」
ロシア代表 「北方領土とられても平気みたいだ」
中国代表 「反日デモで大使館に石投げても日中友好って言っているよ」
北朝鮮代表 「さすがに核ミサイルを撃ち込みゃ怒るだろう」
するとアメリカ代表がいった。「ダメダメ、それは俺がもうやってみたから」
福島さんは、日本がお人好しであることを揶揄する内容だったと伝えていますが、私の感覚では、お人好しと言うより、武士の情けという、極めてストイックで、国際社会ではおよそナルシシズムに属する身勝手な論理で、日本は空回りしているだけに思えてなりません。
日本は、いつまで東京裁判史観という、勝者が敗者を裁くという、国際社会であってはならない茶番に縛られ続けるのでしょうか。あるいは、韓国はともかく中国は・・・と言いたいところですが、敢えて中・韓ともに、「反日」でしか国をまとめることが出来ない哀れな国に、私たちはいつまで付き合わなければならないのでしょうか。困った隣人を持つ不幸を嘆く前に、私たち日本人は、児戯じみた反応で日本にたかるばかりの中・韓に対して、(捏造ではない)歴史的事実を主張すべきは主張し、彼らが羨む高品質で日本らしい豊かな国づくりを、粛々と続けて行くだけのことです。
(過去ブログ)
「どうしちゃったんだろう、韓国」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20120828
「厄介な隣人たち・・・中国と韓国」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20120512
「ある中国人留学生の激白」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20111207
「中国に乗っ取られる?(後編)」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20110124
「ノーベル賞(下)」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20101013
「近くて遠い国・続」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20100925
「近くて遠い国」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20100922
先ず、韓国では、在ソウル日本大使館の門扉に小型保冷車が突っ込んだ7月の事件で、暴力行為等処罰法違反などに問われた被告に対して、ソウル中央地裁は、懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡しました(5日)。他方、中国では、丹羽駐中国大使の公用車襲撃事件で事情聴取を受けていた男2人について、逮捕・起訴はせず、軽犯罪を処罰する「治安管理処罰法」を適用して行政処分とすることを発表しました(4日)。韓国では、司法はまがりなりにも機能しているようですが、中国は相変わらず法治ではなく人治の国で、絶望的です。小さいながら、外国の大使を襲ったテロ事件であり、大使の公用車を止めて国旗を収奪する非礼を働きながら、ただの軽犯罪でお茶を濁すとは・・・大局に立つとの名目のもと、波風を立たせたくない民主党は、これで手打ちにしたいと思っているのでしょうが、中国の国内事情など、私たち日本人には関係なく、是々非々で対処すべき外交問題のはずです。
福島香織さんのコラムで、昔、北朝鮮の核問題をめぐる六ヶ国協議が北京で行われていた頃、中国のネットで流布した笑い話が紹介されていました。六ヶ国協議中、日本代表がトイレに席を立った時、みんなが我慢強い日本をどうしたら怒らせることができるか、という話で盛り上がったのだそうです。
北朝鮮代表 「国民が拉致されても怒らない国だからな」
韓国代表 「独島(竹島)を不法占拠されてもにこにこしているし」
ロシア代表 「北方領土とられても平気みたいだ」
中国代表 「反日デモで大使館に石投げても日中友好って言っているよ」
北朝鮮代表 「さすがに核ミサイルを撃ち込みゃ怒るだろう」
するとアメリカ代表がいった。「ダメダメ、それは俺がもうやってみたから」
福島さんは、日本がお人好しであることを揶揄する内容だったと伝えていますが、私の感覚では、お人好しと言うより、武士の情けという、極めてストイックで、国際社会ではおよそナルシシズムに属する身勝手な論理で、日本は空回りしているだけに思えてなりません。
日本は、いつまで東京裁判史観という、勝者が敗者を裁くという、国際社会であってはならない茶番に縛られ続けるのでしょうか。あるいは、韓国はともかく中国は・・・と言いたいところですが、敢えて中・韓ともに、「反日」でしか国をまとめることが出来ない哀れな国に、私たちはいつまで付き合わなければならないのでしょうか。困った隣人を持つ不幸を嘆く前に、私たち日本人は、児戯じみた反応で日本にたかるばかりの中・韓に対して、(捏造ではない)歴史的事実を主張すべきは主張し、彼らが羨む高品質で日本らしい豊かな国づくりを、粛々と続けて行くだけのことです。
(過去ブログ)
「どうしちゃったんだろう、韓国」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20120828
「厄介な隣人たち・・・中国と韓国」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20120512
「ある中国人留学生の激白」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20111207
「中国に乗っ取られる?(後編)」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20110124
「ノーベル賞(下)」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20101013
「近くて遠い国・続」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20100925
「近くて遠い国」 http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20100922