NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」がクランクアップしたそうです。
「ごちそうさん」ほど欠かさず見たわけではありませんが、オープニングでプリンスエドワード島と思われる美しい風景が映し出されるのが、なんとも懐かしく、時々、見ました。後に「赤毛のアン」などの翻訳を手掛ける、明治から昭和の動乱期を生きた村岡花子の半生をもとにしたフィクション・ストーリーです。
ところで、このドラマのお陰で、プリンスエドワード島への日本人観光客が急増し、「現地メディアは予期せぬ嬉しい悲鳴と報じた」(Wikipedia)そうです。
同島は、カナダの北東にある、「赤毛のアン」シリーズを書いたL・M・モンゴメリが住んでいた島として有名で、いわば「赤毛のアン」のふるさとと言っても良いのでしょう。実はカナダが独立する際、カナダ建国会議が開かれたという由緒ある歴史の島でもあります。私が訪れたのは17年前のことで、ボストンから北へ、往復2000キロを超える長いドライブになるほどの最果ての島にもかかわらず、結婚式をやっていたので、珍しくて覗いてみたら、日本人の新婚さんだったという、物好きな日本人には・・・なんて言ったら怒られそうですね、聖地のような場所です。そのときは生憎の天気だったのですが、波打つような畑と赤土が美しく映えた、実に長閑な島でした。
話をドラマに戻すと、吉高由里子さんは、「ガリレオ」シリーズに出たときは騒々しいだけで今一つでしたが、このドラマでは、家内に言わせれば田舎臭い顔立ちが、と手厳しいのですが、素朴な感じがよく似合っていたと思います。しかし何よりもこのドラマの隠れた白眉は、ナレーションの美輪明宏さんだったのではないでしょうか。語りの締めの言葉である「ごきげんよう」を使い慣れているということで白羽の矢が立ったようですが、声の妖艶さには何とも形容しがたいものがありました。配役の妙と言うべきか。
「ごちそうさん」ほど欠かさず見たわけではありませんが、オープニングでプリンスエドワード島と思われる美しい風景が映し出されるのが、なんとも懐かしく、時々、見ました。後に「赤毛のアン」などの翻訳を手掛ける、明治から昭和の動乱期を生きた村岡花子の半生をもとにしたフィクション・ストーリーです。
ところで、このドラマのお陰で、プリンスエドワード島への日本人観光客が急増し、「現地メディアは予期せぬ嬉しい悲鳴と報じた」(Wikipedia)そうです。
同島は、カナダの北東にある、「赤毛のアン」シリーズを書いたL・M・モンゴメリが住んでいた島として有名で、いわば「赤毛のアン」のふるさとと言っても良いのでしょう。実はカナダが独立する際、カナダ建国会議が開かれたという由緒ある歴史の島でもあります。私が訪れたのは17年前のことで、ボストンから北へ、往復2000キロを超える長いドライブになるほどの最果ての島にもかかわらず、結婚式をやっていたので、珍しくて覗いてみたら、日本人の新婚さんだったという、物好きな日本人には・・・なんて言ったら怒られそうですね、聖地のような場所です。そのときは生憎の天気だったのですが、波打つような畑と赤土が美しく映えた、実に長閑な島でした。
話をドラマに戻すと、吉高由里子さんは、「ガリレオ」シリーズに出たときは騒々しいだけで今一つでしたが、このドラマでは、家内に言わせれば田舎臭い顔立ちが、と手厳しいのですが、素朴な感じがよく似合っていたと思います。しかし何よりもこのドラマの隠れた白眉は、ナレーションの美輪明宏さんだったのではないでしょうか。語りの締めの言葉である「ごきげんよう」を使い慣れているということで白羽の矢が立ったようですが、声の妖艶さには何とも形容しがたいものがありました。配役の妙と言うべきか。