風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

青梅への道(2)

2020-01-15 00:07:48 | 日々の生活
 個人的なことになるが、週一ランナーを自称する私は、4日に走り初めをし、この週末に二度目の練習をしたが(正確には二日続けて走ったので、三度目も)、正月の不摂生が尾を引いているのか、どんよりと身体が重く、幸先の悪いスタートとなった(苦笑)。
 12月半ばに、知人と皇居回り三周、約15キロのミニ大会に参加した。毎年恒例にしているもので、今回は大嘗祭という大切な皇室行事があったため、通常10~11月のところ、このタイミングにズレ込んでしまった。そのため、いつもなら15キロという長い距離の言わばシーズン走り初めとなるところ、シーズン中盤にさしかかり、例年以上に身体が出来上がっていて(などと偉そうに言うが、半年ぶりに練習を再開して二ヶ月間、9回走り込んだだけ)、1時間26分強と、これまでのベスト・タイムで(と自慢できるほどではさらさらないが)、自分なりには比較的楽に走ることが出来た。そこまでは良かったのだが、年末年始の休みで油断して、どうやら元の木阿弥である。
 秘策は・・・ないよねえ・・・
 正月の箱根駅伝でも、ナイキのピンクの厚底シューズが目立った。そのお陰だとつい思ってしまう区間新記録が続出した(10区間中、実に7区間)。青学大の原監督は「大学生のレベルが上がった」と言われるが、東海大の両角監督は「総合的なものの向上」と、靴の影響も認めるような発言をされ、駒大の大八木監督に至っては「靴で全然変わってくる」と断言された。選手の間からも「推進力はあると思う。履いている人でも成績に差があり、履きこなす練習をしてきた選手が結果を出している」「股関節に(反発が)ダイレクトに来るので、鍛えないで履くとケガをする。人によっては両刃の剣」などの声が聞かれたようだ(産経電子版)。
 この靴には大いに惹かれるものがあるが、素人が最先端テクノロジーを駆使した靴を活かせるわけでなし、もっと基本的なところで改善すべきことがあることは分かっている。そもそも週一(大会前は週二にしているが)のズボラな性分を、年相応にあらためなければならないのではないかと、最近、さすがに反省している。
 あと一ヶ月半、今年も試行錯誤は続く。
コメント
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