かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

おんぶ

2008年02月21日 20時47分30秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんと遊ぶのに、何をして遊ぶと楽しいのかなー、と考えました。
今のブームは・・・
 絵本を読むこと。
 お絵かきをすること。
 物を投げること。
 ブロックを積むこと。

手遊びとか、ふれあい遊びとかもしたいんだけど、そうちゃんはすぐに自分の好きなものに気を取られてしまって、うまく一緒に遊べません。
基本的に走ったり飛んだりが好きな子なので・・・。

こういう子には、どういう風に関わったらいいのか?
知り合いの保育士さんに聞いてみたら、
「身体のふれあいってすごく大事だから、『おんぶ』とかしてみたら?」
とのアドバイス。
でも、そうちゃんは普通におんぶしただけではうまく背中につかまれず、落ちちゃうんですけど、と言ったら、
「『おんぶひも』使うといいよ。昔ながらのバッテン式なら、かなり大きい子でも大丈夫だよ。」
なるほど。

とりあえずなんでもやってみる派、の私。
昨日仕事から帰って、早速実行。

押入れの奥からおんぶひもを引っ張り出して。
そうちゃんを寝かせ、装着。
よいしょっと背中に背負って・・・よいしょっと・・・持ち上がらない・・・

ちょうどいた母に手伝ってもらって、なんとかおんぶ。
その時点で、そうちゃん、きゃあきゃあ笑い声をたてていました。

ムム。やはり面白いらしい。
久々のずっしり感におののきながらも、部屋中を歩き回ったりジャンプしたり回ったりしてみた。

どの動きにも、背中で大爆笑  そして大暴れ。
リアクション王だ。

あっという間に私の体力の限界は訪れ、ものの5分強でおんぶは終了。
14キロでも、大暴れでも、おんぶで遊べるんだー。
しかもこんなに喜んでくれるんだー。

2歳越えてるのにおんぶだなんて!と思ってたけど、よく考えれば子どもをおんぶできるなんて本当に短い期間。
ちょっぴり無理して、長めに楽しんだって、いいんじゃない?
と、自己満足して眠りにつき・・・

翌朝。当然のように腰が痛い。
腰だけではなく、背中全体が、打ち身のような痛みが。
そりゃそうだ。いきなりの肉体労働でしたから

でも、めげずに今日もやりました。
楽しいことはすぐに覚えるそうちゃん、今日はおんぶひもを見るなり、寝転んで要求していました ^^;

そうちゃんの大爆笑、病み付きになっちゃうのよねー。
とつぶやきながら、14キロ背負ってジャンプにスクワット。
母は強し、なのだ!
(母は息子に弱し、かな?)