かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

浮き沈み

2012年06月14日 10時11分11秒 | みゆみゆとの生活
学校からの、私一人の帰り道。

一昨日はモヤモヤと。
昨日はスッキリ。
そして今日は半ベソで。

浮き沈み、してます。
親が学校に何かを伝えに行くというのは、ほんとに難しい。
うまく意図が伝わりにくい。
伝言ゲームとなればなおさら。
少し、母の気持ちに寄り添ってくれて、先生個人としての心のうちを見せてくれると、わかり合えそうなのにな。

私も人生勉強が足りない。
伝え方が不十分なんだろうと思う。

それにしても心のパワーがいる。
ゴロゴロしたり、
甘いもの食べたり、
いい映画観たり、
周りを気にせず泣いたり、
人に話したり、
しなきゃ。つぶれそうになるから。

そうちゃんの支援を考える上で、
「そうちゃんにはできない」の中身に話が及び、
「だから学校にとって大変なんだ」を連想させられる会話を平然とするには、
母として、心の力が足りないです。
そうちゃんが「普通に」みんなと同じ時間を過ごすことができない、椅子に座ることもできない現状は、十分にわかっているつもりだったから。そこはとっても切ない、しょっぱく常に噛み締めている現実だから。

それでも、大人が介在してその存在を認めてほしい、多くの時間でなくてもいいから交流級の一員として受け入れられる時間を作ってほしい。お客さんではなく。

先生方にとっては、私の訴えはプレッシャーだったのかもしれない。苦渋の、「じゃお母さんが言われるようにいっぺんやってみましょうか、とっても不安だしそうちゃんには無理な部分もあるけど。」だった雰囲気。

「いや、いろいろ試して、ダメなら全て元に戻したって他の方法を取っても構わない。いっぺんやってみましょうよ。これだけが正しいと、信じてるわけでもない。強制もしない。だから、これを『要求』ととらえないでほしい。先生の描く道筋も、また、教えてほしい。」
をこの前の会議で一生懸命伝えたつもりだけど、伝わってないなー、たぶん。

私としても、学校教育の勉強をしたわけでもなく、絶対の自信を持って言ってることではないので、カウンセラーや障害の相談員さん、他の学校の人や親の会の先輩など、いろんな人に意見を聞きながら考えてきたこと。
学校もよく入っていて体制も見えているし、思い付きで言ってるわけではありません。

だから、思いを伝える、はこれからも怠らず。
でも、口癖になってしまった「ご迷惑おかけしてすみません」「ご無理言います」は、ちょっと減らそうと思う。
「ご無理」なことを考えずに口に出してるつもりはないし、そうちゃん自身が「ご迷惑を掛ける存在」であってはおかしいと思うから

あー、わかりにくい文章かな。
また感情に任せて書いてしまった。
このぐらい言いたいことみんな言えるといいんだけど、これが口に出すと1/4くらいになっちゃうんだよね。歯痒いことに。
もう少し、コミュニケーション能力が欲しいです。。。

救いは、怒りの感情はないこと。
先生方が、そうちゃんを可愛がって下さってること、悩みながら毎日一生懸命関わって下さっていることは、十分にわかるからです。
それは、信頼関係の根本のとこですから。とてもありがたく、嬉しいです。
「そうちゃんが笑うと、みんな笑うよ。」
保育園の担任だった先生がくれた、大切な言葉です。
ほんとに、その通りです。
だから育てていけます。