かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

介護休暇最終日

2012年06月29日 10時41分04秒 | みゆみゆとの生活
いよいよ最終の平日。
来週月曜日の今頃は、お仕事してるはず。

半年間の介護休暇。
まずは、こんなわがままを許して下さった職場の皆様方に、厚く御礼申し上げます。
多大なご迷惑を掛けることとなり、ほんとはすっぱり退職してもう一人新しい人を雇ってもらった方が良かったのではないかと真剣に思うこともありました。
こんな私に帰る場所を残してくださり、学校頑張ってこいと励ましてくれた職場の上司・先輩・同僚・後輩。本当にありがとうございました。

休暇に入る時、そうちゃんのことでやらなきゃいけないことはいっぱいあったのだけど、
同じくらい「やりたいこと」もたくさんあった私。
部屋の片づけとか、写真の整理とか、お裁縫とか、庭仕事に読書…
夫は、「家の片付けなんて、時間あってもやらないでしょ。ブログが充実するだけだわ」と冷めたご意見でしたが。
実際、ブログは充実しました
はい。間違いない。夫。
それでも、家のことも結構やった気もする。
電動ドリル使いこなせるようになってきたし。(それは一般的な「家事」じゃない気もするけど;)


半年間、何を一番頑張ったのかな、と思い起こすと、間違いなくこれ。
「人と会うこと」
親の会に積極的に顔を出し、あちこちの専門家や相談員さんに相談に行き、教育委員会や学校長などの教育関係者にも話をしに行きました。
保育園の先生・学校の先生・児童館の先生・ママ友・習い事の先生・近所の人。
そうちゃんとみゆみゆが「人が好き」なおかげで、すっかり私まで顔が広くなってしまい、近所を歩いていると知らない小学生に「あっそうちゃんのお母さんだ!」と指さされることの多いこと…。
(嬉しいのでにっこり笑って「おお、こんにちは」と返すけど、ごめん、わからないことが多い;
元々とても人の名前と顔を覚えるのが苦手な上に、目もよくないので、あいまいに笑うことたびたび。あれ?わかってないかな?と思ったらさりげなく名乗ってください、おねがい。)

そして、忘れてはいけないのが、私の大切な友人たち。
会ったり電話やメールしたり、お手紙書いたり。
それもできずに年賀状だけになってしまっている遠くの友人もいるけど。
その存在が、とても励みになります。
辛いこと、しんどいこと、泣きだしたくなること、いっぱいある毎日。
それでもみんなそれぞれに前を向いて歩いていて、ものすごく久々に会っても「元気?」と出会ったころと同じ笑顔で話ができる存在。
結婚しててもしてなくても、子どもがいてもいなくても、友達が輝いていることは、私にとっても嬉しいことです。

結局、月並みだけど、人は一人では生きていけないな、と。
大切な半年間の、結論です。
人に迷惑を掛けない生き方なんて、できない。
だから、頼る時は頼って、でも自分も人に頼りにされる存在になれれば。
泣きたい時は人に話して、だれかが悩んでる時は肩を抱いて話をとことん聞いてあげたい。

またまたはじまる「2足のわらじ」生活、慣れるまで少し時間がかかるかもしれないけど。
これだけの人が助けてくれてるんだから、がんばれる。
私がラストスパートで動いている今週、支援者の方々も、一所懸命準備してくださっています。
先週には15名近い関係者(社協・デイ事業所・学校・児童館・市役所各課)で会議。
今週はデイの先生が学校に見学に行ったり、児童館の先生が学校とデイに見学に行ったり。
あらためて、そうちゃんは「社会を変える子」だな、と思ったりもした。

なんだか言いたいこと・感謝したいことがたくさんありすぎて、長くなってきてしまっている。。
ブログを読んでくださっている方も、皆さまありがとうございます。
「ブログ読んでるよ。」「ブログ、見つけちゃいました。」という方に言われる言葉で、一番嬉しいのは、「ついつい読んじゃう。面白い。」と言って下さること。(これ、ほんとに嬉しいです
私にとっての自己表現の場として、貴重な場です。
7月からは、毎日更新、とはいかず、週1~2ペースくらいかな?と思っていますが、細々と続けていくつもりです。

ある一家の平凡な日常(ちょっと意表を突くことが多め)ブログ、「かーちゃんはつらいよ」今後もよろしくお願いします

最後に。
半年間、楽しかった!
ありがとう、大好きなそうちゃん!!
こんなかーちゃんをこれからもよろしく!やさしいみゆみゆ