かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

登校渋りしなかった理由は

2018年09月13日 20時44分58秒 | みゆみゆとの生活
今週になってから、毎日そうちゃんの登校渋りが続いています。
朝、起きたすぐはいいのですが、朝ごはんの途中から不機嫌になってきて、
「がっこうは いやー すきやいくよぉ?」と言い出す。
なんとかなだめすかして車に乗せるんだけど、バス停に着くと頑として車を降りようとしない。
火曜日が一番ひどかった。
助手席まですばやく移動してスポッと運転席との間に入り込み、ストライキ態勢でした。

毎日あの手この手で説得しながら引きずり出し、
抱えるように、
あるいは引きずるように、
又は他のお母さんと一緒に「よいしょ」と担ぎ上げて、
スクールバスに押し込む。

なぜかスクールバスのステップを上がるとスイッチが切り替わるらしく。
バスの中ではスタスタと歩いて自分の席まで行くのが不思議。
バス内で暴れないだけ助かるけど。

しかし、毎朝毎朝これではたまらん。
そう思っていたら、今日はなんだか違った。
朝起きた時から「がっこう いくよ?」と言っている。
学校で何するの?と聞くと、
「やがい すーじー
って嬉しそうに言う。

スージーって何?
ん?
わかった。

「野外炊事」だ。
来月の「野外活動(宿泊研修)」に向けた学習で、学校の屋外でカレーを作って食べると言っていた。
なるほど。それが楽しみなのね。

そうちゃん、野外炊事でカレー作るんだね。いいねー。
そう声を掛けると、嬉しそうに「はい」と笑った。

そして驚くほどスムーズに、
車に乗り、
バス停に着いたら普通に車を降り、
一人でさっさと歩いて、
ニコニコとスクールバスに乗っていきました。

バスの添乗員さんが拍手してくれたよ
心配してくれてたみたい。

野外スージー、ばんざい。