かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

階段の新しい上がり方

2018年09月25日 21時48分47秒 | みゆみゆとの生活
お風呂で、
 「てで にかいにいくよ」
と言っていたそうちゃん。
何のことだかさっぱりわからなかったのですが。

お風呂のあとの行動を見てわかった。
「手で二階に行く」とは、「ハイハイで階段を上がる」という意味だったらしい。

なんじゃ。この新しいこだわり。
ニヤニヤしながら、とてもやりにくそうにハイハイで階段を上がる。
そして、落ちると危ないからと後ろから付いていく私には待ったをかけられた。
 「おかあさんは こない!」
そうなの?
ハテナだらけになった頭で、階段下から見守る。

上がり終えたそうちゃん、今度は手招き。
 「おかあさんも いっしょに ねる」
さようですか。

寝室に入ると、
 「くるみわりにんぎょう きかせてください」
上手に頼めるようになったなー。
保育園の時から聴いているCDを久々にかけた。
そうちゃんは最後まで聴いて、
 「おかあさんのところー」
ん?

もぞもぞと寄ってきて、
うつ伏せで読書する私の上に同じ形で覆い被さり、
スヤスヤと寝ていきました。

重い。
けど懐かしい。
小さい頃の定番の寝方だ。

寝る時って、彼なりに、儀式がいるみたい。
付き合えるものは付き合うよ。
それで寝てくれるならねー。