お昼にラーメン屋さんに行った。
急いでいて。ひとりで。
台湾ラーメン食べて、お会計の時に店員さんが。
「最近息子さん来られませんけど、元気にされてますか?」
おっと、不意打ち。
てか、たまに一人で来てたけど、バレてたんか。
でもヒビっても顔には出さない。おとなだから。
「ええ、そうですね。高等部を卒業して、施設に入所したんですよ。」
「ああ、そうなんですか。卒業されたんですね。」
「ええ、なので年末年始とか、帰省した時にはまた連れて来ると思います。」
「ああ、そうなんですね。…家から出た方が自立しますよねぇ。」
「ああ…そうですね。ごちそうさまでした。」
「ありがとうございましたー。」
ええ、と、ああ、の応酬。
なんだか気恥ずかしいような、変な感じ。
ここで、この地域で、ずっと生きてきたんだな、と改めて思った。
このラーメン屋さんで、そうちゃんが5歳頃にドアで指を詰めて流血したことがあった。
あの時餃子を持って自宅まで謝りに来てくれた方は、すぐ近くに住む女性だったっけ。
調子いい時も悪い時もあった。
そうちゃんが大声で独り言を言ってても、一度も嫌な顔をされたことはない。
台風で学校が休みになった時に、歩いて食べに行ったこともあったっけ。
高等部に上がってから行った時に制服を褒めてくれた店員さんは、また別の人だったな。
職場に戻る車中で、たくさんの思い出が湧いてきて。
泣いちゃった。
この街はそうちゃんの思い出がありすぎるよ。
それが時々しんどい。
失恋したみたいな、ただの「空の巣症候群」。
プラスアルファ、いろいろ。
たくさんの悲しみや想いが抱えきれない時は、直視しないようにする。
だから今日も万歩計を見て。
元気に生きてるそうちゃんの歩数を確認して安心したりして。
ああ、会いたいな。
急いでいて。ひとりで。
台湾ラーメン食べて、お会計の時に店員さんが。
「最近息子さん来られませんけど、元気にされてますか?」
おっと、不意打ち。
てか、たまに一人で来てたけど、バレてたんか。
でもヒビっても顔には出さない。おとなだから。
「ええ、そうですね。高等部を卒業して、施設に入所したんですよ。」
「ああ、そうなんですか。卒業されたんですね。」
「ええ、なので年末年始とか、帰省した時にはまた連れて来ると思います。」
「ああ、そうなんですね。…家から出た方が自立しますよねぇ。」
「ああ…そうですね。ごちそうさまでした。」
「ありがとうございましたー。」
ええ、と、ああ、の応酬。
なんだか気恥ずかしいような、変な感じ。
ここで、この地域で、ずっと生きてきたんだな、と改めて思った。
このラーメン屋さんで、そうちゃんが5歳頃にドアで指を詰めて流血したことがあった。
あの時餃子を持って自宅まで謝りに来てくれた方は、すぐ近くに住む女性だったっけ。
調子いい時も悪い時もあった。
そうちゃんが大声で独り言を言ってても、一度も嫌な顔をされたことはない。
台風で学校が休みになった時に、歩いて食べに行ったこともあったっけ。
高等部に上がってから行った時に制服を褒めてくれた店員さんは、また別の人だったな。
職場に戻る車中で、たくさんの思い出が湧いてきて。
泣いちゃった。
この街はそうちゃんの思い出がありすぎるよ。
それが時々しんどい。
失恋したみたいな、ただの「空の巣症候群」。
プラスアルファ、いろいろ。
たくさんの悲しみや想いが抱えきれない時は、直視しないようにする。
だから今日も万歩計を見て。
元気に生きてるそうちゃんの歩数を確認して安心したりして。
ああ、会いたいな。