コロナ6年1月6日(ウクライナ、ロシア戦争4年)
不整脈という言葉はよく耳にします。実は、不整脈は誰にでも起こりうるもので、特に年齢を重ねると発生しやすくなると言われています。不整脈が気になる場合、循環器科を受診するのが一般的です。しかし、ここに現代医療の限界があると感じています。
現代医療では、不整脈に対して薬が処方されます。不整脈は心臓の神経パルスの異常が原因ですから、薬で症状を緩和することは可能です。しかし、心臓だけに着目した治療では根本的な解決には至らないのではないでしょうか。なぜなら、不整脈は心臓そのものの問題に留まらず、神経系や生活習慣、さらには体全体のバランスに関係しているからです。
心臓病の治療において、単に心臓外科や循環器内科の分野だけで完結することは難しいと思います。長年にわたる生活習慣の改善や、身体全体をホリスティックに捉えた治療が必要です。また、心臓は「心」とも密接に関係しています。このため、血流を良くする薬のように、一時的な改善を目指すだけでは本質的な問題は解決できないのではないでしょうか。
確かに、血流を改善する薬は一定の効果をもたらします。しかし、その一方で副作用も存在します。これらを考慮すると、現代医療だけでは限界があると感じます。
ここで注目したいのが、自然療法の活用です。例えば、イギリスのロイヤルファミリーは自然療法を積極的に取り入れていると聞きます。しかし、日本ではこうした取り組みが遅れているのが現状です。
特に東洋思想を基にした体をトータルに見るとか、自然治癒力をあげる工夫とか食事や運動鍼灸、整体、ヨガなど人間の根本に関わることにも留意し積極的に医療に取り入れる必要があると考えます。ただし、その障害となっているのが医療の利権構造です。医療、製薬業界、行政など、この課題を克服するためには、国全体としての意識改革が必要です。
日本の現代医療は薬漬けであり、薬による対処療法だけでなく、根源的な治療法にも取り組んでいかないと、今後おぼつかないと思います。根源的な原因があるからこそ病気になってるわけですから、やはり昔の病気という言葉は確かに言い当てているなと思います。病が半分気が半分と書きますよね。
1つの方法として、薬局には薬剤師ばかりでなく、セラピストや管理栄養士も置いて、栄養指導や生活指導も行う人材を揃える組織が必要かと思います。
以上、私の思い書いてみました。