コロナ5年9月19日(ウクライナ、ロシア戦争3年)
私たちの市は今年は敬老会は77歳喜寿、 80歳傘寿、 88歳米寿、 90歳卒寿、 99歳白寿、100歳以上で実施されました。私も敬老会に招待されるのは初めてですので参加してみました。 77歳として参加したわけです。
式次第も市長挨拶、市議会議長挨拶、などがあり、その後は余興に移り、市長を含めた3人による楽器演奏や歌がありました。
どんなものかなと想って参加してみましたが、皆さんから、壇上の来賓から、おめでとうございます。と言われても、何がめでたいのか、正直ぴんと来ませんでした。素直に感謝することも大切だなと心の中で想いましたが、、どうも、今どきの時代に合ってないなという想いがこみあげて来て、これでは何のために参加したのか、よく分かりませんでした。
参加しない方もたくさんおられるようですが、年齢や健康状態によっても違うと想いますが、みなさんこの日をどんな想いで過ごしておられるのかなと、一瞬思いました。
高齢者がこれだけ増えてた現在、ありきたりの敬老会も、もう、考え直した方がいいではないかと想いました。もっと、敬老ばかりでなく、前向きな、アクティブな敬老の日がいいなと想った次第です。
そういえば、しばらく前、『九十歳。 何がめでたい』 という佐藤愛子さんの小説の映画を見ました。草笛光子主演のものでしたが、彼女も90歳ぐらいの女優でしたが、元気あふれる老人というより女性という感じでした。まだまだ、生きる意欲満面の姿が印象的でした。とても、敬老という言葉が失礼になるぐらいのエネルギー溢れる役者を演じていました。
最近の高齢者をよく表現しているなと感心した次第です。このような時代になり、とてもおめでとうございます。と、いわれても、皆さんぴんと来ないでしょう。これからの敬老会も、もっと、考え直してもよい時代になったのだと思いました。まだまだ、これからも、頑張らなくてはいけない時代になりました。これからも一旗あげるくらいの気概がないと、この時代生きてゆけません。
今後は社会の変化に合わせて、従来の敬老会ももっと、アクティブなものに変えていく必要があるのではないかと想います。77歳や80歳ではまだ、若すぎます。おめでとうは90歳を超えたぐらいからでもいいのではないでしょうか。
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