想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

野菊 詩

2024年12月31日 | 
野菊

畦道の片隅に
ただただ野菊は咲いていた
風に揺れながら
ただ静かに咲いていた

歩いている私に
薄紫の花びらは
そっと語りかけてきた

咲くための訳を
私に言うのでもなく
ただただそこにあるだけ

私が美しいと
想うことも知らずに

ただただ、今日も
咲き続けていた

季節の営みの中で
ただ、風に揺れ
咲いていた

多分来年もそこで
咲いているだろう
私と出会うであろう







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紫陽花の紅葉

2024年12月30日 | 我が家の庭
紫陽花は花を見るだけだと思ってたんですが、寒くなるとこうやって葉っぱが赤くなるんですね。紫陽花も紅葉すると言うことがよくわかりました。イチゴの葉っぱもやはり紅葉していました。
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新時代の英語学習法 ~シャドーイングと音楽で見えてきた可能性~

2024年12月29日 | 日記

 コロナ5年12月29日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

 私が初めて英語と出会ったのは、7つ年上の兄の友人の家を訪れた時でした。そこで見たローマ字で書かれた単語たち。「あぁ、これが英語なのか」と感じた瞬間を今でも覚えています。

 その後、中学校で正式に英語を習い始めました。「This is a pen」「This is a book」という基本文から始まり、一つ一つの単語を丁寧に学んでいきました。今思えば懐かしい思い出です。

 中学・高校と英語を学び、高校卒業後1、2ヶ月の間に英検2級を取得するまでに至りました。しかし、その後の学校教育で学んだ英語を振り返ってみると、実用的ではなかったように感じます。

 昔と今では英語学習環境が大きく変わりました。特にこのデジタル時代において、音楽と英語の学習環境は飛躍的に進化したと実感しています。YouTubeの教材やAIツールなど、自分次第でいくらでも学習できる環境が整っているのです。

 私が最近特に効果的だと感じているのは、シャドーイングと英語の歌を歌うことです。この2つの方法は、リスニング力の向上に非常に効果があると実感しています。従来の文法中心の学習法では、実践的な英語力を身につけることは難しいでしょう。

 英語の歌を歌うことで、フレーズ単位で英語を捉えることができます。また、シャドーイングによって、耳を集中させて英語を聞く習慣が身につきます。単語単位ではなく、センテンス全体を1つのまとまりとして捉えることで、より自然な英語の習得が可能になるのです。

 英語特有のリズムも重要な要素です。私は77歳ですが、英語のリズムに合わせて話すために、日本語も少し早めに話すように心がけています。これは脳の活性化にも良い効果があると感じています。

 私の若い頃には「シャドーイング」という概念はなく、「ヒアリング」と呼んでいました。時代とともに学習法も進化し、今では昔とは比べものにならないほど実用的な教材や方法が提供されています。

 最近のAI技術の進歩により、教育メソッドも大きく進化しています。私も脳の活性化のため、シャドーイングと英語の歌を積極的に取り入れています。ここ数ヶ月で、確実にリスニング能力が向上していることを実感しています。

 これからも、新しい時代の英語学習法を取り入れながら、楽しく学習を続けていきたいと思います。​​​​​​​​​​​​​​​​
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化学の発展と自然治癒力の失われたバランス

2024年12月28日 | 健康
 コロナ5年12月28日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

私たちの体には、本来「自然治癒力」と呼ばれる素晴らしい力が備わっています。この力は、原始の時代から長い年月をかけて人間の遺伝子に刻み込まれ、病気や怪我を自然に治す仕組みを支えてきました。しかし、現代社会では、この自然治癒力が十分に発揮されなくなっているように思います。その原因の一つとして考えられるのが、化学物質の氾濫です。

化学技術の発展は、人間の生活を便利にしてきました。一方で、化学薬品や化学調味料など、本来地球上には存在しなかった人工的な物質が私たちの体に与える影響は計り知れません。これらの物質は、ホルモンバランスや免疫系統に影響を与え、内分泌系の働きを乱すことがあります。その結果、リウマチや膠原病のような、原因が特定しにくい病気が増えているのではないでしょうか。

人間の免疫システムは、長い進化の過程で自然界の環境に適応してきたものです。しかし、自然界には存在しなかった化学物質が体内に取り込まれることで、免疫の働きが過剰になったり、逆に抑制されたりと、不調をきたしてしまうのです。これでは、本来の自然治癒力が十分に発揮されない状態に陥ってしまいます。

自然との共存が解決の鍵

こうした状況を改善するには、私たち自身が自然との共存を改めて見つめ直す必要があります。化学の力を完全に否定することはできませんが、その利用に慎重になるべきです。地球環境に負荷をかけず、人間の体にも優しい経済システムを築くことが求められています。

例えば、食生活では、自然由来の食材を選び、化学調味料を極力避けることが大切です。また、自然環境そのものを守ることも重要です。化学物質による汚染を減らし、土壌や水を健康な状態に戻していく取り組みは、人間だけでなく地球全体の健康につながります。

私たちが目指すべきは、自然の仕組みを尊重し、その恩恵を受けながら生きる社会です。そうした社会を築くことで、私たちの体が本来持つ自然治癒力を取り戻し、原因不明の病気や新しい病気に苦しむことも少なくなるはずです。

終わりに

現代の化学技術が生んだ利便性の裏側には、私たちが見落としている危険も多く潜んでいます。それを見直し、自然との調和を取り戻すことこそが、人間の免疫系や健康全般を守る鍵になるのではないでしょうか。

これからも自然と共に生きる道を探りながら、より良い未来を目指していきたいと思います。
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変わらぬもの、移ろうもの、心の旅人

2024年12月26日 | エッセイ
 コロナ5年12月26日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

 最近、AIの進歩には目を見張るものがあります。昨日できなかったことが次の日にはできるようになる――まさに驚異的な速度で変化が進んでいます。「AIが人間に近づいている」「人間を超える」といった言葉も聞かれるようになり、この目まぐるしい変化の中で、私はふと「不易流行」という言葉を思い浮かべます。

 芭蕉が旅の中で見つめた「不易」と「流行」は、私たちが新しい技術や価値観を受け入れながら、変わらない大切なものを守る姿勢と重なるように感じます。技術革新が続く現代においても、心の中に「不変の核」を持ちながら、移り変わる世界の流れを柔軟に受け入れることが、私たちの生きる指針となるのではないでしょうか。

 変わらないものがあるからこそ、変化は意味を持ちます。そして、変化を受け入れることで、不変の価値を改めて見出すことができます。忙しい日々の中でも、私たちは芭蕉が示したこの調和の知恵を手がかりに、より良い未来を探ることができるのだと思います。

 不易と流行を追い求める心の旅人として、私は変わらぬものに心を託しつつ、移ろうものに目を向けていきたい。技術の進化がもたらす新しい可能性を受け入れつつ、その先にある「変わらないもの」を見つめ直すことで、豊かな人生の風景を描けるように思います。

 芭蕉の「不易流行」という言葉は、どんな時代にも心の道しるべとして、静かに灯りをともしてくれる存在です。変化の波が押し寄せる今だからこそ、その知恵がより一層私たちの心に響いてくるのかもしれません。
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