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高杉良さんの『勁草の人』(その7)

2016年03月06日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
《中国プロジェクト》

【235ページ】
大連プロジェクトは、平成元(1989)年6月4日の天安門事件などによって一頓挫をきたすが、牧野力が汗を掻いて、平成2年3月には、“日中投資促進機構”を設立、池浦(日本興業銀行第4代頭取)が初代会長となり、大連プロジェクトの旗振り役を務めた。
【239~240ページ】
セレモニーを終え“レストラン富士”の個室で、篠田、長門たちは中山の話に聞き惚れた。
「長門くん、窮すれば変ず、変ずれば通ずと言うが、人間とことん努力すれば必ず展望は開けてくるんだ」
「貸し出しを始める、支援を開始するなど始めるのは簡単なの。だが、途中で止める、撤退するのは難しい。どう終わらせるかが大事だね」
「大事は軽く、小事は重く。大事なことはだれでも一生懸命やるので概ね何とかなる。しかし些事はみんな過小評価する故、油断もあり、失敗しかねない。後悔しないよう、ゆめゆめ些事を侮ってはならない」

[ken] 本節に出てくる「窮すれば変ず、変ずれば通ず」は、中国の古代書『易経』の「窮即変、変即通」をさしています。「ある事態がどん詰まり状態まですすんでいくと、必ずや情勢が変化して、そこからまた新しい展開が始まっていく」という意味ですが、中山さんのこのような解釈を含め、現在でも孔子、孟子、孫子をはじめ中国の書物から学んでいる経営者は多いと聞いています。
時をすすめて、現代の日中関係を考えるとき、政財界ともに人的交流が激減していながら、昨今の「爆買い」ではないですが、相互依存関係を深めていることは、いったん関係が悪化した場合を想定すると、わが国にとって大きなリスクを抱えていることになります。
そして、もう一つ「大事は軽く、小事は重く」も孔子の言葉に由来し、千利休の考え方にも影響を与えているそうです。別の言い方では、「大事」よりも「雑事徹底」を根幹におく経営や、「ABC(当たり前のことを、バカみたいに、ちゃんとやる)」を日常業務の心がけにしている会社も多いですね。
実際、私の経験からしても不得意な分野より、得意な分野での失敗が多いということも、「大事は軽く、小事は重く」に通じるような気がします。いずれにしても、2000年以上も前から残っている言葉ですが、物事の本質をついた内容であり、それを自分の身体に刻み込んでおくといいですね。(つづく)
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お弁当に小鉢と味噌汁

2016年03月06日 | O60→70(オーバー70歳)
先日、近くの学生食堂で、お弁当に280円分の小鉢やみそ汁、野菜ジュースをつけてランチをしました。春休みのせいなのか、とても空いていました。

【学食メニューのお値段】
豆腐とわかめの味噌汁 ¥32
野菜生活 ¥54
かぼちゃ煮 ¥54
ほうれん草ゴマ和え ¥54
ポテト&コーンサラダ ¥88

【エネルギーと塩分】
エネルギー 231Kcal
塩分 3.6g
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