前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県から核兵器廃絶、核密約破棄の声

2010年04月03日 | Weblog
原水爆禁止福井県協議会の通信に、5月にニューヨークで開催されるNPTに参加する福井県代表団の結団式の記事があります。

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・・・・県原水協は、去る3月23日(火)「3.1ビキニデー報告会、NPT福井県代表結団式」を行ないました。
6名のNPT参加者を含む10名が参加しての結団式でした。
最初に3・1ビキニデー報告を南條さんが行ない、参加者が感想を発表しました。民医連から文書発表が1名ありました。
引き続いて、事務局長よりFコース2名(佐々木団長)、C-2コース(山川団長)9名、うたごえから2名の合計13名のNPT福井県代表団が報告された。
 今回はビキニデーからNPTへの大きな節としての3・1ビキニデーでした。また、5月のNPT核不拡散条約再検討会議を目前にして、「核兵器のない世界を」署名をどのようにすすめるかが大きな課題となりました。
全国では560万筆、福井県では1.2万筆が現状であると報告。この間、福井でも様々な出会いを生んでいることが報告されました。その一人南部さん(元教員)は、ニューヨークへ行くと決めてから今までに自分の周りの人・知人に電話や手紙などさまざまな方法で訴え、200筆以上集めている。いいことやのーと用紙を取りに来てくれるなどどんどん広がっている。・・・・・・

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    これまで自民党の支持母体だった団体からもまとまった書名がよせられているといいます。核兵器廃絶めざす、たしかな草の根運動の広がりを感じます。
この間、日本共産党の志位委員長、不破哲三元議長があいついで核密約問題で新たに明らかとなった文書の公表、政府答弁書の発表などをおこない、「政府がこれ以上、『日米核密約』に関する欺瞞(ぎまん)を続けることは許されない」として核密約の廃棄を強く求めています。

     核兵器廃絶と日米間の核密約破棄はともに合流しておおきな流れとなっていくことでしょうし、そうしなくてはいけないと思います。
志位委員長が、「『核兵器のない世界』にいかにすすむかが国際政治の最大の焦点となっているなか、被爆国日本がイニシアチブを発揮するには名実ともに『非核の日本』にならなければならない」とのべ、核密約廃棄の重要性を力説していますが、この立場での世論もおおいに盛り上げましょう。