前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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さようなら、井上ひさしさん

2010年04月12日 | Weblog
  井上ひさしさんが昨日亡くなった。


    スポニチ・・・・・・新作戯曲の準備を進めていた中、75歳の生涯を閉じた井上ひさしさん。家族や演劇人、ファンらが大きな喪失感を胸に、功績をしのんだ。

 井上さん主宰の劇団「こまつ座」社長で三女の井上麻矢さん(42)は11日、東京都内の事務所で記者会見し、最期の様子などを気丈に語った。

 井上さんは、病院から帰宅した9日夕に容体が急変。妻ユリさんらとともに、井上さんの手を握った麻矢さんは「家族にみとられたいという希望をかなえられてよかった」と語った。

 広島で被爆した父娘を描いた「父と暮せば」に続く作品として「長崎のことを書きたい」と話すなど、創作意欲は衰えなかった。麻矢さんは「素晴らしい作品を生み出し、親子を超えて尊敬できる。井上芝居を守り、次の世代に必ずつなげる」と決意を述べた。

 東京・新国立劇場で上演中の「夢の裂け目」をはじめ、井上さんの作品を多く手掛けてきた演出家の栗山民也さん。11日の上演前、同劇場で「単に演劇の作者というだけでなく、歴史や経済、政治への大きな視点で世界や日本、人間を切り取った人。世界に対して勇気を与える言葉を残してくれた。ありがとうと言うしかない」と話した。

 井上さんの舞台を約40年見続けてきた東京都内の女性(61)は「正しい日本語を守っていきたいという思いが芝居に表れていて、とても好きだった」と惜しんだ。 ・・・・・・・・・

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    ひょうたん島は別としても、伊能忠敬の生涯をえがいた「四千万歩の男」、「東京セブンローズ」、「吉里吉里人」などの小説、戦争中のレコード店を舞台にした芝居、志ん生の戦中戦後を描いた芝居は楽しませてもらった。映画「父と暮らせば」にも感動した。
なにより、九条の会のよびかけ人として奮闘されるお姿に感銘を受けた。昨年の福井での憲法セミナーは会議でみずからのぞんで講師を希望されたと聞いた。しかし、病魔がおそい、講演することはかなわず、大江健三郎が代わりをつとめられ、成功をおさめた。
    75歳。まだ若い井上さんが亡くなって、本当に悲しい。ご冥福をお祈りするとともに、遺志をついで九条の会の発展と憲法改悪を許さない運動にがんばりたい。


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   昨日は坂井市会議員選挙の告示で応援にかけつけました。行動の後、敦賀の吉田一夫元県議とともに、故大崎栄太・丸岡町会議員宅をたずね、夫人としばしお話をしました。お元気そうでなによりです。
  午後からは地元の花見の行事。あいにくの天候で、神社の会館を利用しての会合となりました。恒例の地元の秋吉さんの焼きたてを食べながら、懇親を深めました。