前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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国民健康保険に国や福井県の補助回復・増額を

2010年04月08日 | Weblog
    先日、国民健康保険の調査を県庁にお願いしました。
国民健康保険は福井市でも16パーセントもの税金引き上げが共産党議員団以外の賛成で決められました。西村公子市議も「こんな値上げをすれば、ますます払えない方が増える。市役所はそのことをわかっていながら値上げを提案し、共産党以外が賛成した。ひどい」と怒っていましたが、本当にそうだと思います。

    わたしも先日、国民健康保険税を息子さんが滞納し、治療が必要にもかかわらず保険証をとりあげられた高齢者の方とともに福井市役所の窓口にいき、保険証の交付を求めました。市の対応は迅速ですぐに短期の保険証が交付され、その方も「これで医者にかかれます。薬を飲むことができます」と喜んでおられました。

    しかし今回の値上げにより、さらに保険証取り上げが増えれば、市役所の窓口の担当者も大変です。なにより市民生活を脅かす行政が、より多数の市民を襲うことになるわけで、問題の解決にはなりません。

    この点で、国が国保の補助を大幅削減したこととともに、福井県が市町の国保会計にたいする独自の補助をなくしたことも大きな問題です。国にたいする要求、県にたいする要求運動をつよめ、国保制度を守らせるために、県民のみなさんと力をあわせて頑張りたいと思います。

    保険証を取り上げられて困っている方や、そういう方をご存知の方は、お気軽に日本共産党までご相談ください。電話は 0776-27-3800 です。

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    先日開かれた福井市9条の会の学習会にも参加しました。「沖縄基地問題、辺野古支援連帯行動」について、福井市の老人保健施設「あじさい」職員で現地の支援行動に参加した嶋崎努さんが報告。また、「パナソニック若狭工場での派遣ぎりとのたたかい」について、裁判闘争をたたかっている河本猛さんが報告しました。
 お二人の報告は、若々しく熱気があり、会場からも大きな拍手が寄せられていました。
第二部では海道弁護士をコーデイネ―ターに会場からの質問もふくめて活発なやりとりが交わされました。

    会場から、高校の先生が「学校でも沖縄に修学旅行にいき平和学習をやっている。しかし、大手旅行社の企画で過去の戦争の学習はあるが、今日の問題などの学習がない。今日の基地問題の話を聞いて考えさせられた」と語られたことが印象的でした。

    新党づくりが盛んですが、「憲法改憲、消費税増税」では自民党の「補完勢力」、国民が願う平和と暮らしを破壊する人たちだとわかります。
    各分野で憲法9条、25条を学び、守り、活かすたたかいをつよめていきたいと思いました。