前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

この秋、農家は喜べるか

2010年09月02日 | Weblog
      昨日は政策作業や、福井市9条の会の会合でした。
      9条の会では、クロアチア旅行をした方からお土産のチョコレートをいただきました。向こうは、料理も大変おいしかった、とのこと。ただ、チトー亡き後の戦乱の後がそこかしこに見られる、とのことでした。
  会議ではニューヨークで開催されたNPT集会に参加された方の報告会などの段取りを相談しました。

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     NHK・・・・・稲の作柄「平年並み」の見込み

     農林水産省の福井農政事務所が8月15日現在でまとめた県内の今年の稲の作柄は、嶺北、嶺南ともに「平年並み」で県全体でも「平年並み」となる見込みです。
今年は、5月の中旬から下旬にかけての低温や日照不足の影響で、稲の生育が遅れていましたが、梅雨明け以降、晴れて気温の高い日が続いたことから生育は回復し、「平年並み」の見通しとなったということです。

一方このところの猛暑で、夜間も気温が25度以上の日が続いていることから、今後、もみが大きく育たないなど収穫量や品質の低下につながることが懸念されるとしています。県では農家に、水田の温度を下げるため水田に掘った溝に水を通すなど高温対策をするよう呼びかけています。

   09月01日 ・・・・・・・・

  

     県内では、「収穫が落ち込んだ」という話もきく。「平年並み」というが、地域によって実態がちがうのではないかな。
今年から「籾すり」後の玄米を選別する網の目が大きくなり、いわゆる「規格外」で出荷できない米が増えたことも要因ではないか、とも聞く。
出荷できる俵数が減れば、農家の収入はおおきく減少する。

ただでさえ、米価暴落である。日本の基幹食糧を支える政治の努力がみられない。
離農があいついでいるなか、必死でがんばっている農業者や生産組合などをしっかり支えないと、日本農業は大変なことになるのではないか。

    「政争」で政策の停滞となれば、くにが沈んでいく。
国民生活のあらゆる分野で、救国の政治が求められていることを痛感する。