昨日は、福井県医労連の大会でごあいさつ、懇談会参加、地域訪問などでした。
全国的に看護婦さんの切迫流産は3割を超えているといいます。わたしも、県会議員時代に、福井県立病院の看護婦の切迫流産多発など労働環境の問題を取り上げました。いまは改善されているでしょうか。また、1億円を超える残業代未払い問題も取り上げました。残業問題は看護士だけではないでしょう。
県庁の出先では、残業中の自殺事件以来、「残業はしないように」などと言われている職場もあるそうです。自殺の原因が過労なら、そういう取り組みでしょうが・・・・。「氷山の一角」とみて、職員の労働衛生環境全体をつねにみていくことが大切ではないかと思います。
西村きみ子市議とともに参加した地域の懇談会。お借りしたお宅で、おはぎを出していただきました。ごちそうさまでした。雇用問題や、随意契約の問題、新幹線問題などさまざまなご意見をいただきました。ありがとうございました。
さて、副大臣になった笹木議員の報道です。
福井新聞・・・・もんじゅ再開で振興策、新幹線は別問題 笹木文科副大臣発言に県内から反発、困惑 (2010年9月23日午前7時54分)
笹木竜三文部科学副大臣は22日の記者会見で、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の運転再開に伴う地域振興策として本県が要望している北陸新幹線の県内延伸について「直接的なバーターは難しい」と述べ、別問題として対応すべきだとの認識を示した。これに対し県や県会、民主党県連、野党議員からは反発、困惑の声が上がっている。
笹木氏は、民主党国会議員でつくる「整備新幹線を推進する議員の会」の役員も務めている。記者会見で笹木氏はその点にも触れた上で「(地元の)気持ちは分かるが、いつも抱き合わせで議論するのは本来(の姿)ではない」と述べた。
もんじゅの運転再開を認めるに当たり西川知事は4月、文部科学相、経済産業相との3者協議で、北陸新幹線の敦賀までの早期認可を要請。当時の川端達夫文科相は「地元の思いを重く受け止め、政府全体としてしっかり取り組む」との見解を示している。
こうした経緯を踏まえ県幹部は「県民と約束したことなのに、担当の副大臣が別問題というのでは、運転再開を認めたことに県民の理解が得られない」と反発。「地元の国会議員が文科副大臣になって期待しているだけに、再開了承の経緯を踏まえてしっかり取り組んでほしい」と注文をつけた。
民主党県連の野田富久幹事長は「もんじゅという国家プロジェクトを支えている地域に文科省も配慮の視点を持ってほしい。福井の議員だろうと、なかろうと、リスクを抱える地元に対し振興策に関しては、ハンディをどう埋めるかの役割も担うべきだ」と語った。
県会会派の民主党・一志会は24日、都内で笹木氏を含む本県の民主党衆院議員4人と新幹線延伸に向けた協議を予定しているだけに、困惑を口にする県議もいた。
一方、県会の北陸新幹線整備促進議連の山本文雄会長(自民党県政会)は「昨年末に認可されることになっていた合意を民主党政権が白紙撤回し、時計の針を戻すような議論を始めたから、福井県は条件を出さないといけないようになった」と指摘。「これまでの経緯を知らない、見識のない発言だ」と批判した。
自民党県連会長の稲田朋美衆院議員も「県民の悲願としてあらゆる手段が求められているのに、福井県の国会議員の発言としてもってのほか」と憤りをあらわにした。 ・・・・・・・・
笹木議員の見解は、いわゆる福井県と福井県議会がこれまでとってきた「原発推進と、新幹線やお金などの地域振興」というセット方針に一石を投じるものとして興味ぶかい。もっともある県幹部に言わせると「笹木さんは福井県のことはあまり眼中にない」とのこと。今回の発言も「想定内」かな。
県会議員時代、原発もんじゅをめぐるやりとりのなかで、ある自民党議員が「もんじゅで、1000億円ぐらい国からとってこい」と言うのを聞いたことがある。まあ、現なまの要求だったり、福井空港だったり、北陸新幹線だったり・・・・。
こういう議論を展開していくと、県民の安全が後景においやられる。
なるほど、別の自民党議員が言っていた。「わしらは安全のことはわからん。判断材料は振興策だ」。
福井県も、福井県議会も変えなくてはいけない。そうでしょう?
全国的に看護婦さんの切迫流産は3割を超えているといいます。わたしも、県会議員時代に、福井県立病院の看護婦の切迫流産多発など労働環境の問題を取り上げました。いまは改善されているでしょうか。また、1億円を超える残業代未払い問題も取り上げました。残業問題は看護士だけではないでしょう。
県庁の出先では、残業中の自殺事件以来、「残業はしないように」などと言われている職場もあるそうです。自殺の原因が過労なら、そういう取り組みでしょうが・・・・。「氷山の一角」とみて、職員の労働衛生環境全体をつねにみていくことが大切ではないかと思います。
西村きみ子市議とともに参加した地域の懇談会。お借りしたお宅で、おはぎを出していただきました。ごちそうさまでした。雇用問題や、随意契約の問題、新幹線問題などさまざまなご意見をいただきました。ありがとうございました。
さて、副大臣になった笹木議員の報道です。
福井新聞・・・・もんじゅ再開で振興策、新幹線は別問題 笹木文科副大臣発言に県内から反発、困惑 (2010年9月23日午前7時54分)
笹木竜三文部科学副大臣は22日の記者会見で、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の運転再開に伴う地域振興策として本県が要望している北陸新幹線の県内延伸について「直接的なバーターは難しい」と述べ、別問題として対応すべきだとの認識を示した。これに対し県や県会、民主党県連、野党議員からは反発、困惑の声が上がっている。
笹木氏は、民主党国会議員でつくる「整備新幹線を推進する議員の会」の役員も務めている。記者会見で笹木氏はその点にも触れた上で「(地元の)気持ちは分かるが、いつも抱き合わせで議論するのは本来(の姿)ではない」と述べた。
もんじゅの運転再開を認めるに当たり西川知事は4月、文部科学相、経済産業相との3者協議で、北陸新幹線の敦賀までの早期認可を要請。当時の川端達夫文科相は「地元の思いを重く受け止め、政府全体としてしっかり取り組む」との見解を示している。
こうした経緯を踏まえ県幹部は「県民と約束したことなのに、担当の副大臣が別問題というのでは、運転再開を認めたことに県民の理解が得られない」と反発。「地元の国会議員が文科副大臣になって期待しているだけに、再開了承の経緯を踏まえてしっかり取り組んでほしい」と注文をつけた。
民主党県連の野田富久幹事長は「もんじゅという国家プロジェクトを支えている地域に文科省も配慮の視点を持ってほしい。福井の議員だろうと、なかろうと、リスクを抱える地元に対し振興策に関しては、ハンディをどう埋めるかの役割も担うべきだ」と語った。
県会会派の民主党・一志会は24日、都内で笹木氏を含む本県の民主党衆院議員4人と新幹線延伸に向けた協議を予定しているだけに、困惑を口にする県議もいた。
一方、県会の北陸新幹線整備促進議連の山本文雄会長(自民党県政会)は「昨年末に認可されることになっていた合意を民主党政権が白紙撤回し、時計の針を戻すような議論を始めたから、福井県は条件を出さないといけないようになった」と指摘。「これまでの経緯を知らない、見識のない発言だ」と批判した。
自民党県連会長の稲田朋美衆院議員も「県民の悲願としてあらゆる手段が求められているのに、福井県の国会議員の発言としてもってのほか」と憤りをあらわにした。 ・・・・・・・・
笹木議員の見解は、いわゆる福井県と福井県議会がこれまでとってきた「原発推進と、新幹線やお金などの地域振興」というセット方針に一石を投じるものとして興味ぶかい。もっともある県幹部に言わせると「笹木さんは福井県のことはあまり眼中にない」とのこと。今回の発言も「想定内」かな。
県会議員時代、原発もんじゅをめぐるやりとりのなかで、ある自民党議員が「もんじゅで、1000億円ぐらい国からとってこい」と言うのを聞いたことがある。まあ、現なまの要求だったり、福井空港だったり、北陸新幹線だったり・・・・。
こういう議論を展開していくと、県民の安全が後景においやられる。
なるほど、別の自民党議員が言っていた。「わしらは安全のことはわからん。判断材料は振興策だ」。
福井県も、福井県議会も変えなくてはいけない。そうでしょう?