前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井県立病院、独立行政法人化の動き。民主党議員の「バカヤロー」発言

2010年09月10日 | Weblog
  昨日は、午前中は県議会の代表質問を傍聴、午後は会議、夜は訪問活動でした。 
代表質問は自民党の田中議員。鯖江の方です。新幹線や原発問題以外で、いくつか気になった点が・・・・・

● 県立病院に多額の持ち出しをしている。他県では独立行政法人にして、給与を民間並みにしているところもある。・・・

西川知事は「全国に1000の公立病院があり、独立行政法人化したのは42。府県で基幹病院を法人化している。収支の改善が期待されるが、課題もある。現状は情報収集している。十分検討してほしい」と答弁。

  しかし、行政というのは「もうけ」が本来の目的ではないはず。いま、医療制度の改悪や、高い国民健康保険税が払えなくて保険証が取り上げられるなどの「生活破壊」がおこっています。県民にとっての「最後のよりどころ」に公立病院はなってほしいものです。


●県営住宅の指定管理者制度。住宅には高齢者や障害者もおり、不安の声もでている・・・・

  近藤土木部長は、「県営住宅は1985戸ある。指定管理者には、入居者の福祉面でのとりくみを求める。県として、ひきつづきバリアフリーなどをすすめていく」と答弁しました。
この、部分の田中議員の質問は良かったと思いますね。部長の答弁だけでは、入居者の不安は解消されません!


           ★


     西川知事は新幹線について、「新幹線については、地元として障害はない。もんじゅ再開の際にも県議会全員一致で意見書をだしていただいた。ひきつづき、県民の熱意を伝えていく」と答えました。もー頭にきますね。県民の中にどれだけの「新幹線待望論」があるというのでしょうか。「裸の知事」「裸の県議会」にほかなりません。こんな福井県政と福井県議会を変えましょう。

  それにしても聞いていて呆れましたね。民主党の口汚い野次・・・・・・・・


    福井放送・・・・・福井県議会の本会議で藤野利和議員が「バカヤロー」と発言
    (2010年9月9日18:01)

    県議会の民主党・一志会の藤野利和議員が、9日の午前の県議会本会議中に「バカヤロウ」と不適切発言をし、午後からの本会議の再開が50分遅れる事態となりました。

藤野議員は北陸新幹線に関する自民党県政会の代表質問中に、議員の間で飛び交った野次の中で「バカヤロウ」と発言したものです。

議長が藤野議員に説明を求め、藤野議員は、午後からの本会議の冒頭で発言を謝罪しました。・・・・・・・・


    新幹線で自民議員が民主党を批判したのに激高したのでしょう。しかし、「おなじ穴のむじな」なのです。
知事が冷静に答弁したように、もんじゅを新幹線と取引する議会意見書は、全議員の賛成で可決されたのですから。目くそ 鼻くそ を笑う、の類ですか。