昨日は、内閣府原子力委員会は原子力政策大綱の見直しの必要性について「ご意見を聴く会」が福井市フェニックスプラザで開かれ参加しました。
原子力委員会から近藤駿介委員長をはじめ5名の委員が参加しました。
第一部では、大綱が説明された後、西川一誠福井県知事ら3名が「有識者」として意見を述べました。西川知事は、「福井県はトップランナーとして原子力に協力してきた」として、「核燃料サイクルを堅持してほしい。依然として新幹線整備などが先送りされており、国みずからが共生を図るべきだ」と述べました。
また、運転期間について、「50年程度など国が基準を」と求め、老朽化原発の大幅な運転延長を積極的に推進する姿勢を打ち出しました。許されません。
第二部で、一般公募の20名が意見をのべ、わたしは「第一部の有識者が3名とも原発推進の立場の人を選んだのは問題だ。定期検査の間隔延長などは日本の原子力史上最悪の11名の死傷者をだした美浜原発事故の教訓に逆行する。原発もんじゅは14年以上停止していたが、『この期間は運転期間には算入されない』などと述べていることは重大であり、原子力委員会としてもきちんと対応すべき。独立した規制機関を確立し、安全最優先の体制をつくるべき」などと述べました。
これに対して、原子力委員側から「規制機関の内容はどういうものか」と質問がだされ、私は「もんじゅ事故、美浜3号機事故の際にも福井県が独自に調査や、全原発停止と総点検の役割を果たした。国の安全規制の機関としての機能不足は明らかで、推進側と同じ機構ではなく、人事的にもきちんと独立したものを」と求めました。
わたしのほか、「CO2排出は、運転中だけでなく、原発の全体をみて判断することが必要」(小浜市・女性)、「もんじゅはトラブルつづきであり、核燃料政策を見直してほしい」など、原子力政策の見直しを求める発言が相次ぎました。
今日の県民の意見をふまえれば、核燃料政策の見直しは必至なのですがね。
原子力委員会から近藤駿介委員長をはじめ5名の委員が参加しました。
第一部では、大綱が説明された後、西川一誠福井県知事ら3名が「有識者」として意見を述べました。西川知事は、「福井県はトップランナーとして原子力に協力してきた」として、「核燃料サイクルを堅持してほしい。依然として新幹線整備などが先送りされており、国みずからが共生を図るべきだ」と述べました。
また、運転期間について、「50年程度など国が基準を」と求め、老朽化原発の大幅な運転延長を積極的に推進する姿勢を打ち出しました。許されません。
第二部で、一般公募の20名が意見をのべ、わたしは「第一部の有識者が3名とも原発推進の立場の人を選んだのは問題だ。定期検査の間隔延長などは日本の原子力史上最悪の11名の死傷者をだした美浜原発事故の教訓に逆行する。原発もんじゅは14年以上停止していたが、『この期間は運転期間には算入されない』などと述べていることは重大であり、原子力委員会としてもきちんと対応すべき。独立した規制機関を確立し、安全最優先の体制をつくるべき」などと述べました。
これに対して、原子力委員側から「規制機関の内容はどういうものか」と質問がだされ、私は「もんじゅ事故、美浜3号機事故の際にも福井県が独自に調査や、全原発停止と総点検の役割を果たした。国の安全規制の機関としての機能不足は明らかで、推進側と同じ機構ではなく、人事的にもきちんと独立したものを」と求めました。
わたしのほか、「CO2排出は、運転中だけでなく、原発の全体をみて判断することが必要」(小浜市・女性)、「もんじゅはトラブルつづきであり、核燃料政策を見直してほしい」など、原子力政策の見直しを求める発言が相次ぎました。
今日の県民の意見をふまえれば、核燃料政策の見直しは必至なのですがね。