前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

沖縄基地の実態。沖縄民主医療機関連合会の内間均氏が講演

2010年09月19日 | Weblog
昨日は、地域訪問活動、街頭宣伝、沖縄問題の学習会でした。学習会は「沖縄の歴史と日米安保条約」と題して沖縄から民主医療機関連合会の内間均氏が来福され講演されました。遠くからありがとうございました。

福井は初めて、ということでしたが、冒頭、「福井県は原発が集中していますね。福井は原発によって県民の命が脅かされ、沖縄は米軍基地によって脅かされています」と語りました。
基地の実態、被害、たたかい、県知事選の展望などたっぷりお話されました。

○普天間基地の危険性では、耐用年数の切れた老朽化ヘリが運用されていて、沖縄国際大学に墜落した。ヘリといっても大きさは25mプールぐらいの巨大なもの。ストロンチューム90が6ヶ所に搭載されていて、1つは墜落で気化した。
   ・・・・福井の老朽化原発の危険とかさなりました・・・

○米軍予算6100億円。米軍の電気代は1日1000万円。住宅のクーラーも不在でも一日つけっぱなし。
   ・・・・・福井の小中学校ではクーラーもない。米軍予算を子どもたちのクーラーにまわせ!

○嘉手納町の健康調査では、2500g以下の低体重児の出生率が高い。1日300回の離発着。午前2時からの訓練もある。
   ・・・・・精神にも影響をあたえるのでは、と。本当に人間扱いされていない・・・・

○SACO合意により98年から2005年に1315億円の振興策。学校や施設の箱物建設。しかし、これは名護市でも振興につながらず、失業など増大。経済界も「基地に頼らない沖縄に」と提言。基地利用がなくなった北谷町、那覇新都心では雇用も大幅に増え、地域経済が発展している。
    ・・・・・・うーん、すごいですね。福井でも原発依存から脱却しての地域の展望を描くことが必要です・・・

  丁寧で、迫力ある内間さんの90分の講演でした。「ぜひ、11月の沖縄知事選勝利にご協力を」と最後はしめくくられました。