前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

社長さんとの対話。全校で地場産給食。

2010年09月23日 | Weblog
       昨日、福井市内の中小企業の社長さんにお話をお聞きした。「景気はどうですか」「まあ、なんとかがんばっているよ」。「いまの福井県はどうですか」「新幹線とかいらんことにエネルギーをつかいすぎる。きちんと需要調査などやっているのか。いまでも十分だ。道路でも国の基準どおりではなく、もっと安くつくれるのではないか。わたしらの税金は肝心な子どもの学校のクーラーなどつけることなどに使ってほしい」。「来年はいっせい地方選挙ですが・・」「佐藤さんも前回落ちて残念やった。しかし、議会に共産党は必要。応援するからがんばれ」。

       ありがとうございます。経営者の感覚からみても、わたしたち共産党の問題意識と合致することに確信をもてましたね。
    まあしかし、福井市の社長さんですらこうですから、丹南や嶺南の経営者のみなさんは新幹線計画にさらに厳しいのでは、と推測されます。


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福井新聞・・・・・福井地場産給食実施、全校で達成 1カ月10品目以上、30年以来初
             (2010年9月22日)

  県は22日、2010年度の学校給食調査で、県内の小中学校と県立特別支援学校の全289校が、福井県産食材を1カ月に10品目以上使う「地場産学校給食実施校」に該当したと発表した。03年度の調査開始以来初めて実施率が100%に達した。

 調査は毎年6月、市町立小中学校、学校給食センター、県立特別支援学校を対象に実施。1カ月間に米、牛乳を除く食材88品目について県産食材を使っているかどうかを調べている。

 実施校に該当する数は03年度の63校から年々増加を続け、06年度以降は200校台で推移。09年度の該当率は97・3%となっていた。県は03年度から、生産者や栄養職員、市町担当者による協議会を県内7地域に設けて県産食材の普及に取り組んでおり、県販売開拓課は「地元農家が学校に直接納品するなど地域ごとの供給態勢づくりが進んだ」としている。

 一方、食材の総使用重量に占める県産分の割合を表す地場産食材使用率は09年度比1・1ポイント減の34・3%で、初めて前年度を割り込んだ。特に大量に使われるタマネギやジャガイモの生育が5月ごろの低温の影響で遅れたため、「県外産を使わざるを得ない状況が見られた」(同課)という。

 県の「ふくいの食育・地産地消推進計画」では、13年度までに使用率を40%とするのが目標。同課は「県産野菜は需要が供給を上回る傾向にあるため、安定した生産態勢を整えていく必要がある」と課題を挙げている。 ・・・・・・



       わたしも議員時代に取り上げてきたテーマです。県内の「お魚」の活用や、県立病院など公立施設での県産食材の活用など、さらにすすめていって県内の農業者、漁業者を応援していただきたいものです。