前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

街頭演説・地域訪問に激励。福井県警違法支出金返還請求事件の初弁論

2010年09月13日 | Weblog
       昨日は、共産党の会合、街頭宣伝、地域訪問活動などでした。また、誘われて、福井市文化会館でのコンドルズ公演を途中まで観ました。
コンドルズ公演は若い女性が多かったですね。ちょっとついていけない内容もありましたが・・・・まあ、勉強です。

       街頭演説は、県営住宅の指定管理者制度の課題などを訴えました。これまで「反応の弱かった」県営住宅の前でも、手振り・激励などがけっこうありましたね。皆さんが不安を感じておられるのでしょう。
訪問活動では、「なぜ県や市は学校にクーラーをつけないのか」「共産党がいない議会ではだめだ」などの声をたくさんいただきました。まだまだ暑いですからね。激励ありがとうございました。


     市民オンブズマンのHPに、先日の福井県警違法支出金返還請求事件の初弁論の模様が掲載されていました。新聞報道などではわからない様子が紹介されています。


●市民オンブズマン福井のHPより
2010年9月11日 (土)
福井県警違法支出金返還請求事件の初弁論/息詰まる代理人の激論

開廷は2時、閉廷は3時少し前。

被告側席には、両代理人弁護士と関係者3名。傍聴席には、やはり関係者とおぼしき人があふれていた。原告席には、市民オンブズマン福井の幹事でもある3人の代理人弁護士。傍聴席には原告がそろった。

今回私は原告代表として、真面目に納税している県民の思いを伝えたくて意見陳述をさせてもらった。


さらに、オンブズマン幹事の原告代理人が被告の答弁書に対する反論を述べた。「本件訴えにおいては、西川一誠に対する請求を求める訴えを除いて相手方が具体的に特定されておらず、これら訴えは地方自治法が法定する訴えの要件を欠き、不適法である。」との主張に対し、「本件のごとく、多数の支出行為が対象となっている場合には、全ての支出の財務会計上の行為について、県民が調査することは不可能。被告である知事が明らかにするべき。」と意見した。

これに対し、被告代理人は、「県警の自主調査報告書に記載してある件数と金額の内容について情報公開請求をすれば特定できるはず。こちらが明らかにする必要はない。」と猛反論。あまりの激しいやり取りに、ここで予定10分間の休廷。


再開後も、原告代理人3人の「情報公開請求をして、その手続きに日数を費やし、そのうち請求期間が過ぎてしまう、というような非現実的なことを法制度は求めていないはず。」との主張に、あくまで原告に特定せよと主張する被告代理人。


息詰まる代理人同士の激論は、法廷ドラマの場面のごとし!


集った報道関係者も、傍聴者も息を潜めて聞き入った。


同じ論点を、市民、行政、どっちの立場で考えるかで、180度違う解釈になるのを、あらためて実感した。


今後の日程です。
●10月12日(火)=原告側準備書面提出期限
●11月12日(金)=被告側答弁書提出期限
●12月 6日(月)=進行協議(11:00)→ 口頭弁論(11:30)