前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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年賀会などで原発への不安の声、新幹線に疑問の声、たくさんいただきました

2012年01月09日 | Weblog
   昨日は地元、湊地区の年賀会など新年会合に参加しました。参加されたみなさんのところをご挨拶にまわると、「原発は不安ですね」「新幹線はいらないのではないか」などの声をたくさんただきました。
総選挙ちかし、ともいわれる情勢のなかで現職国会議員もあいさつに。年賀会であいさつした民主党衆議院議員は新幹線をアピールしていましたが、民意と離れているのではないでしょうか。
「新幹線で借金増やして、社会保障改悪と増税で国民県民負担が増える」ことを誰ものぞんではいません。かつての自民党とおなじことを民主党国会議員が得々と語る姿に自民党化した姿をみました。


国民がのぞんでいることをやらずに、のぞんでいない「無駄遣い」「原発推進」「消費税増税」では、野田内閣の不支持が昇り龍となっているのも当然です。国民の怒りの龍が野田内閣をにらんでいます。

    ある会合で民主党衆議院議員の「側近」が民主党の政治を批判されて、「いまは自民党政治の悪いところの後始末をしている」云々と答えたそうですが詭弁です。
自民党政治を転換するための苦労ではなく、自民党とおなじ政策をすすめようとするため国民から批判されているのです。

    わたしは12月の県議会でも、県の借金の額について、中川知事時代に2000億円規模に、栗田知事時代に6000億円規模に、西川知事時代に8000億円規模に、とどんどん膨らんでいる。このまま、新幹線建設・在来線の第三セクター取得・運営、足羽川ダムなどなどすすめていけば、1兆円借金時代となりかねない、と指摘しました。

日本全体として野放図な大型開発で巨額の借金を増やし、それが年金削減や医療費の負担増、消費税増税を求める背景となってきました。

    これからは福井県も日本も少子高齢化時代が急速にすすむ時代です。
「東京が近くなる」などの夢を語りながら、実は大きな「負債」や危険な原発を20年後、30年後に残しかねない政治でいいのか。まさに20年、30年後の県民に悪夢となりかねません。

    年賀会などでのみなさんの本音をたくさんお聞きしながら、政党政治家やマスコミ、いまの大人の責任を考えさせられた1日でした。
その本音を、きたる総選挙では判断材料にしていただきたいと思います。