昨日は、朝から地元で火事の連絡。あわてて駆けつけました。近所のみなさんが不安そうに取り巻いていました。大きな火災にはなっていませんでしたが、住宅の密集地でしたので、「もしも・・・」と考えたらぞっ、としました。
ストーブなど毎日使う季節だけに、火の用心!
その後、北陸新幹線福井延伸と在来線を考える会の福井県への申し入れに参加しました。県側は山内総合政策部企画幹、西村新幹線建設推進課長らが応対しました。
会側は、政府・与党が昨年暮れに行った金沢―敦賀間の着工決定に対し、①国が金沢―敦賀間の建設事業費を8500億円から1兆1300億円に修正した影響、②試算上の速度設定の過大さ、③敦賀までの延伸で在来線特急のダイヤや運賃などに出る影響、などをただしました。
西村課長は「(修正後の)県内区間の事業費は示されていない」としながらも、金沢―敦賀間の距離113キロと事業費1兆1300億円から「1キロ当たり100億円」と割り出し、敦賀までの県内区間75キロでは7500億円となり、地元負担は2200億円の修正となると推定をしめしました。さらに在来線の第三セクター負担であり、ますます県財政と市町財政は大変だああ!
生活相談では、お母さんと脳性マヒの息子さんとともに福井市役所の障害福祉課へ。
「福祉車両の改造費助成」などを求めました。福井市には障害者本人が運転する車にしか助成がなく、障害をもつお子さんのための改造助成がないためです。課長さんや課員の方々がていねいに応対していただき、「新年度の施策で検討していきたい」とのお答えをいただきました。よろしくお願いします。
夜は、お通夜や9条の会の会合などでした。
★
井上参議院議員・・・・野田総理が消費税増税に並々ならぬ意欲を見せる解散含みの国会。開会日から激突と言われてきましたが、野田総理の所信表明演説をはじめとした政府四演説の時の議場は予想したほど騒然とはなりませんでした。
理由の一つは、どの演説も自民党時代以上に官僚作文のつなぎ合わせで、具体性がなく、実に退屈だったこと。
もう一つは、総理が臆面もなく自民党に抱き着いたことがあります。総理が演説の冒頭で、自民党の福田総理がかつておこなった施政方針演説の引用から始めたのには驚きました。福田氏が、与野党の話し合いを強調した部分の引用でしたが、過去の政権の施政方針演説を引用するのは極めて異例のこと。
さらに野田総理は、演説の最後の部分で、「持続可能な社会保障制度」のために「消費税を含む税制の抜本改革」を行うとした麻生総理の施政方針演説も引用し、「私が目指すものも、同じです」とのべて自民党に与野党協議に応じるよう求めました。これにはもっと驚きました。
私は思わず「自民党政治を変えるんじゃなかったのか!」と大声を挙げてしまいました。自民党政治を変えるといって政権交代しながら、自民党の総理の演説を引用して「目指すものは同じ」と言って恥じない――まるで自民党同化宣言です。嗚呼、ついにここまできたかと思うと思わず声がでたのです。
総理には、自民党政権の演説を引用する暇があったら、自分の演説を振り返ってもらいたい。政権交代となった09年の総選挙の時に幹事長代理だった総理は、「マニフェスト、イギリスで始まりました。ルールがあるんです。書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです」と街頭演説で訴えました。
消費税増税はやらないと国民に約束しながら、増税する――一番やってはいけない
ルール違反をやっているのがほかならぬ、野田総理ではありませんか。
ただ、総理のこの演説には自民党も面食らったのか、いつも激しいヤジをとばす議員ももうひとつ調子がでない様子。何しろ政策的中身は違いがないので、ケチ付けのようなヤジばかり。総理が「この国は…」というと「総理なんだから我が国といえ!」。「今年は辰年。竜のように立ちあがる年に」という演説には「竜は足がないから立てないぞ!」――という揚げ足取りが目立ちました。
ことごとく国民の期待を裏切ってきた民主党には国政を担う資格なし。そして、中身の変わらない二大政党には国民の願いに答える能力なし。いよいよ日本共産党の出番。野田政権と正面から対決し、政治を変える積極的な提案を行っていきます。・・・・・・・・
いやーリアルな国会報告ですねえ。
自民党に抱きつき戦術。身も心も自民党化した野田政権。信のなさ、節操のなさに呆れてしまいます。
野田氏の「書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです」の街頭演説はネット上でも大流行です。
政治の劣化を食い止めるためにも、日本共産党は筋を通してがんばります。
ストーブなど毎日使う季節だけに、火の用心!
その後、北陸新幹線福井延伸と在来線を考える会の福井県への申し入れに参加しました。県側は山内総合政策部企画幹、西村新幹線建設推進課長らが応対しました。
会側は、政府・与党が昨年暮れに行った金沢―敦賀間の着工決定に対し、①国が金沢―敦賀間の建設事業費を8500億円から1兆1300億円に修正した影響、②試算上の速度設定の過大さ、③敦賀までの延伸で在来線特急のダイヤや運賃などに出る影響、などをただしました。
西村課長は「(修正後の)県内区間の事業費は示されていない」としながらも、金沢―敦賀間の距離113キロと事業費1兆1300億円から「1キロ当たり100億円」と割り出し、敦賀までの県内区間75キロでは7500億円となり、地元負担は2200億円の修正となると推定をしめしました。さらに在来線の第三セクター負担であり、ますます県財政と市町財政は大変だああ!
生活相談では、お母さんと脳性マヒの息子さんとともに福井市役所の障害福祉課へ。
「福祉車両の改造費助成」などを求めました。福井市には障害者本人が運転する車にしか助成がなく、障害をもつお子さんのための改造助成がないためです。課長さんや課員の方々がていねいに応対していただき、「新年度の施策で検討していきたい」とのお答えをいただきました。よろしくお願いします。
夜は、お通夜や9条の会の会合などでした。
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井上参議院議員・・・・野田総理が消費税増税に並々ならぬ意欲を見せる解散含みの国会。開会日から激突と言われてきましたが、野田総理の所信表明演説をはじめとした政府四演説の時の議場は予想したほど騒然とはなりませんでした。
理由の一つは、どの演説も自民党時代以上に官僚作文のつなぎ合わせで、具体性がなく、実に退屈だったこと。
もう一つは、総理が臆面もなく自民党に抱き着いたことがあります。総理が演説の冒頭で、自民党の福田総理がかつておこなった施政方針演説の引用から始めたのには驚きました。福田氏が、与野党の話し合いを強調した部分の引用でしたが、過去の政権の施政方針演説を引用するのは極めて異例のこと。
さらに野田総理は、演説の最後の部分で、「持続可能な社会保障制度」のために「消費税を含む税制の抜本改革」を行うとした麻生総理の施政方針演説も引用し、「私が目指すものも、同じです」とのべて自民党に与野党協議に応じるよう求めました。これにはもっと驚きました。
私は思わず「自民党政治を変えるんじゃなかったのか!」と大声を挙げてしまいました。自民党政治を変えるといって政権交代しながら、自民党の総理の演説を引用して「目指すものは同じ」と言って恥じない――まるで自民党同化宣言です。嗚呼、ついにここまできたかと思うと思わず声がでたのです。
総理には、自民党政権の演説を引用する暇があったら、自分の演説を振り返ってもらいたい。政権交代となった09年の総選挙の時に幹事長代理だった総理は、「マニフェスト、イギリスで始まりました。ルールがあるんです。書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです」と街頭演説で訴えました。
消費税増税はやらないと国民に約束しながら、増税する――一番やってはいけない
ルール違反をやっているのがほかならぬ、野田総理ではありませんか。
ただ、総理のこの演説には自民党も面食らったのか、いつも激しいヤジをとばす議員ももうひとつ調子がでない様子。何しろ政策的中身は違いがないので、ケチ付けのようなヤジばかり。総理が「この国は…」というと「総理なんだから我が国といえ!」。「今年は辰年。竜のように立ちあがる年に」という演説には「竜は足がないから立てないぞ!」――という揚げ足取りが目立ちました。
ことごとく国民の期待を裏切ってきた民主党には国政を担う資格なし。そして、中身の変わらない二大政党には国民の願いに答える能力なし。いよいよ日本共産党の出番。野田政権と正面から対決し、政治を変える積極的な提案を行っていきます。・・・・・・・・
いやーリアルな国会報告ですねえ。
自民党に抱きつき戦術。身も心も自民党化した野田政権。信のなさ、節操のなさに呆れてしまいます。
野田氏の「書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです」の街頭演説はネット上でも大流行です。
政治の劣化を食い止めるためにも、日本共産党は筋を通してがんばります。