昨日は、藤野比例候補、かねもと1区候補らとともに市内で街頭演説をおこないました。暑い日ざしのなかで、宣伝カーの上に立つとクラッとします。ちょうど、祭りの花火の日ということで、駅前もけっこうな賑わい。若いみなさんからの激励もうけて両候補が元気いっぱい宣伝をおこないました。
花火と言えば、「以前は2時間ぐらい楽しめたのに、最近は40分ぐらい。不景気で企業がカネをださないらしが、県都の花火大会としては貧弱ではないか。せっかくのイベントなのだから行政もしっかり取り組んでほしい」と女性の方から注文をいただきました。あまり花火大会に執着するほうではない私ですが、言われればごもっともです。みなさん、なにかアイデアありますでしょうか。その方は、「桜の復興の時のように、市民募金を募れば」とお話しされてましたが・・・・・
夕方は、原発再稼動反対!原発なくそう!のデモやアピールがおこなわれました。
共産党からも、かねもと1区、山本3区両候補や坂井市の松本市議、敦賀市の山本市議らとともに私も参加しました。
官邸前行動は国政にも影響を与えています。
マスコミでは、野田総理が主催の市民団体と面会する、とも報道されています。
野田総理とともに、大飯再稼動で全国的責任をもつ西川知事も、当然市民団体と面会し、ちょくせつ県民の声に耳を傾けるべきではないでしょうか。
昨日はまた、藤野、かねもと両候補とともに、国が継続を決定した足羽川ダムの中止を求めて、ダム工事事務所に申し入れをおこないました。
事務所からは、東繁光・技術副所長、豊田陽介・調査品質確保課長らに応対していただきました。
わたしたちの質問に、「いろんな治水対策案の検討をおこない、ダムがコスト面で一番いい」「たしかに、足羽川の改修工事で1300トンから1800トンに流量は増えたが、あと600トンをダムで処理する。九頭竜ダムでの処理もひきつづき検討するが、そんなに大きな値にならない。気象庁の予報でも豪雨をポイントで予測するのは難しく、ダムの発電容量をどのポイントで減らすか、の判断は難しい」「たしかに活断層はある。温見断層は、導水トンネルを横切る断層だ。耐震性の詳細はわからない。後日回答する」などと答えました。
1000億~1500億もかかるダム計画が本当にコスト面で一番な治水計画なのか?
借り上げ遊水地などをきちんと流域住民に説明して理解を求めた方が数十年に1度程度の「豪雨」対応としてはベターではないか?
既存ダムの発電容量を豪雨時に治水容量として譲ってもらう手法はもっと精度を高められるのではないか?
ダム施設を縦断する活断層があるわけで、活断層が動けば、100パーセントダム施設が破壊されることは間違いないのではないか?
消費税増税でダム建設財源をつくりだす政府の手法は許されない。政府はそれで公共事業資金をつくることができるが、3割を負担する福井県はたまらない・・・・・
などなどいろいろ考えます。
以下、要請分です。
■国土交通省 足羽川ダム工事事務所御中
2012年8月3日 日本共産党福井県委員会
足羽川ダム建設事業についての申し入れ
1、国土交通大臣は、足羽川ダム建設事業を継続とする対応方針を決めましたが、これに抗議し、巨額の財政負担をともなう不要不急のダム事業の中止をあらためて求めます。
福井豪雨災害を検証した国土問題研究会によっても、1000億~1500億もの足羽川ダムに頼らない治水は可能です。それは、これまでも提案してきましたが、堤防強化や、災害時遊水地の設定などを組み合わせることによります。また、福井豪雨時に堤防が決壊した福井市中心部で言えば、その後の河川改修事業により福井豪雨なみの洪水の流下能力を確保するものとなっています。
今回の大雨による越前市の被害、福井豪雨時の鯖江市や美山町の被害をみても、豪雨対策=河川ダムで解決するわけではありません。山林の管理をふくむ保水能力の確保や、土砂災害対策が必要です。総合的な治山治水対策こそ計画的にすすめるべきです。
2、社会保障財源としての消費税増税と説明されてきましたが、実は公共事業予算の確保も内容にふくまれていたことが明らかとなり、国民の怒りは高まっています。
増税法案の衆院通過後、相次いで、国土交通省が新幹線、足羽川ダム、と大型公共事業を決定していくやり方、増税を公共事業の打ち出の小槌として利用する手法は、国民を欺くものとして許されません。
【ご説明願いたい内容】
① 足羽川ダム検証にあたり、国会内でも「これまでの事業主体と検証主体が同じでは、またダムありき」との批判もありましたが、どのように第三者・住民の声を検証作業に反映させたのですか。
② 自然環境破壊につながる巨大ダム、導水トンネルではなく、仮に数十年に1度とか100年に1度とかいわれる豪雨災害を「処理」するうえでは、現行の堤防強化や災害時遊水地の設定など自然調和型の災害対策を優先すべきではありませんか。
③ 福井県議会で土木部長は、「福井豪雨再来でも堤防決壊はしない河川改修を足羽川でおこなった」との趣旨を答弁しています。その後、日野川の改修などもすすんでおり、現況においても豪雨災害対策は飛躍的に向上しているのではありませんか。
④ ダム予定地付近は巨大断層地帯としても知られています。宝慶寺断層、温見断層をはじめ付近のリニアメントの調査内容・評価内容についてご説明ください。また、ダムサイト、導水トンネルなど施設との位置関係、もし活断層による巨大地震が発生した場合の対策、影響評価についてもご説明ください。
⑤ 「ダムの有効活用」に関する電源開発ならびに北陸電力の回答内容と、検証にあたえた影響についてご説明ください。
⑥ すでに事業支出で100億円程度支出していると報告されていますが、その詳細内容をお示しください。
花火と言えば、「以前は2時間ぐらい楽しめたのに、最近は40分ぐらい。不景気で企業がカネをださないらしが、県都の花火大会としては貧弱ではないか。せっかくのイベントなのだから行政もしっかり取り組んでほしい」と女性の方から注文をいただきました。あまり花火大会に執着するほうではない私ですが、言われればごもっともです。みなさん、なにかアイデアありますでしょうか。その方は、「桜の復興の時のように、市民募金を募れば」とお話しされてましたが・・・・・
夕方は、原発再稼動反対!原発なくそう!のデモやアピールがおこなわれました。
共産党からも、かねもと1区、山本3区両候補や坂井市の松本市議、敦賀市の山本市議らとともに私も参加しました。
官邸前行動は国政にも影響を与えています。
マスコミでは、野田総理が主催の市民団体と面会する、とも報道されています。
野田総理とともに、大飯再稼動で全国的責任をもつ西川知事も、当然市民団体と面会し、ちょくせつ県民の声に耳を傾けるべきではないでしょうか。
昨日はまた、藤野、かねもと両候補とともに、国が継続を決定した足羽川ダムの中止を求めて、ダム工事事務所に申し入れをおこないました。
事務所からは、東繁光・技術副所長、豊田陽介・調査品質確保課長らに応対していただきました。
わたしたちの質問に、「いろんな治水対策案の検討をおこない、ダムがコスト面で一番いい」「たしかに、足羽川の改修工事で1300トンから1800トンに流量は増えたが、あと600トンをダムで処理する。九頭竜ダムでの処理もひきつづき検討するが、そんなに大きな値にならない。気象庁の予報でも豪雨をポイントで予測するのは難しく、ダムの発電容量をどのポイントで減らすか、の判断は難しい」「たしかに活断層はある。温見断層は、導水トンネルを横切る断層だ。耐震性の詳細はわからない。後日回答する」などと答えました。
1000億~1500億もかかるダム計画が本当にコスト面で一番な治水計画なのか?
借り上げ遊水地などをきちんと流域住民に説明して理解を求めた方が数十年に1度程度の「豪雨」対応としてはベターではないか?
既存ダムの発電容量を豪雨時に治水容量として譲ってもらう手法はもっと精度を高められるのではないか?
ダム施設を縦断する活断層があるわけで、活断層が動けば、100パーセントダム施設が破壊されることは間違いないのではないか?
消費税増税でダム建設財源をつくりだす政府の手法は許されない。政府はそれで公共事業資金をつくることができるが、3割を負担する福井県はたまらない・・・・・
などなどいろいろ考えます。
以下、要請分です。
■国土交通省 足羽川ダム工事事務所御中
2012年8月3日 日本共産党福井県委員会
足羽川ダム建設事業についての申し入れ
1、国土交通大臣は、足羽川ダム建設事業を継続とする対応方針を決めましたが、これに抗議し、巨額の財政負担をともなう不要不急のダム事業の中止をあらためて求めます。
福井豪雨災害を検証した国土問題研究会によっても、1000億~1500億もの足羽川ダムに頼らない治水は可能です。それは、これまでも提案してきましたが、堤防強化や、災害時遊水地の設定などを組み合わせることによります。また、福井豪雨時に堤防が決壊した福井市中心部で言えば、その後の河川改修事業により福井豪雨なみの洪水の流下能力を確保するものとなっています。
今回の大雨による越前市の被害、福井豪雨時の鯖江市や美山町の被害をみても、豪雨対策=河川ダムで解決するわけではありません。山林の管理をふくむ保水能力の確保や、土砂災害対策が必要です。総合的な治山治水対策こそ計画的にすすめるべきです。
2、社会保障財源としての消費税増税と説明されてきましたが、実は公共事業予算の確保も内容にふくまれていたことが明らかとなり、国民の怒りは高まっています。
増税法案の衆院通過後、相次いで、国土交通省が新幹線、足羽川ダム、と大型公共事業を決定していくやり方、増税を公共事業の打ち出の小槌として利用する手法は、国民を欺くものとして許されません。
【ご説明願いたい内容】
① 足羽川ダム検証にあたり、国会内でも「これまでの事業主体と検証主体が同じでは、またダムありき」との批判もありましたが、どのように第三者・住民の声を検証作業に反映させたのですか。
② 自然環境破壊につながる巨大ダム、導水トンネルではなく、仮に数十年に1度とか100年に1度とかいわれる豪雨災害を「処理」するうえでは、現行の堤防強化や災害時遊水地の設定など自然調和型の災害対策を優先すべきではありませんか。
③ 福井県議会で土木部長は、「福井豪雨再来でも堤防決壊はしない河川改修を足羽川でおこなった」との趣旨を答弁しています。その後、日野川の改修などもすすんでおり、現況においても豪雨災害対策は飛躍的に向上しているのではありませんか。
④ ダム予定地付近は巨大断層地帯としても知られています。宝慶寺断層、温見断層をはじめ付近のリニアメントの調査内容・評価内容についてご説明ください。また、ダムサイト、導水トンネルなど施設との位置関係、もし活断層による巨大地震が発生した場合の対策、影響評価についてもご説明ください。
⑤ 「ダムの有効活用」に関する電源開発ならびに北陸電力の回答内容と、検証にあたえた影響についてご説明ください。
⑥ すでに事業支出で100億円程度支出していると報告されていますが、その詳細内容をお示しください。