前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

増税大連合に国民の不信任を!若者の福島からの報告。今日は、県庁・関電前で原発ゼロへの行動です!

2012年08月10日 | Weblog
   昨日は、民主、自民、公明の3党による消費税増税法案の採決を阻止するため、日本共産党など野党7党。会派で衆院にだされた内閣不信任決議案が採決されました。残念ながら否決されましたが、民主党や自民党からも賛成票が相次ぎました。

日本共産党は志位委員長が、不信任決議案にたいする賛成討論をおこない、「国民の利益に反する5つの大罪」を告発しました。
5つの大罪とは・・・
①民主、自民、公明の密室談合で消費税大増税をしゃにむに強行
②無謀きわまる原発再稼動の強行
③オスプレイの普天間基地配備を唯々諾々と受け入れる
④日本を米国に売り渡すTPP参加への暴走
⑤「政権交代」にかけた国民の期待を完全に裏切った


           ★

    そういう緊迫した情勢のなかで昨日もいろんな会議などがつづきました。
午前中は、3党談合ですすめる消費税増税と社会保障改悪を告発するシンポジュウムの実行委員会。9月2日午後に自治会館で開催されます。国民の過半数が反対する大増税が強行され、その税収は新幹線やダムなどの不要不急の事業に投入され、結局、社会保障は現在よりさらに改悪されていきます。国民を欺く、悪質な政治の大連合を許さないたたかいを広げるシンポとしたいです。

   午後は、県内の共産党議員の会議。私から当面する政治情勢と党の課題、政策論戦などについて報告し、活発に討議しました。

   夜は、青年による福島での活動・交流報告会。河合良信さんと、村上由樹さんが7月に福島で活動した内容の報告会に参加し、意見交換をおこないました。
  活動では会場に大きく掲示されていましたが、「福島のおもいを福井へ届ける寄せ書き」に取り組んだそうです。
お願いすると近所の方々が集まって書いてくれたことも。「原発はコミュニティーもハカイするんだよ。街中がもめてしまう。立地した所だけの問題じゃない」などと書かれた寄せ書きが迫ります。
  「なぜ避難しないのか」と聞かれることが一番傷つく。「原発の補償もない。避難しても仕事ないのに避難できない」。

   自殺者も相次いでいるという。「夏はまだいいが、冬になるとさらに増えるのでは」。

   伊達市で中学生の息子さんと二人で暮らしているお母さんから福井へのメッセージ。
「この福島の状況をどこまで知っているかわかりませんが、本当にみなさん、何かあったときに犠牲者になる危機感を持ってますか。明日にでもそうなるかもしれません。多くの被害をこうむるのは子供や孫たちです。今はとにかく、外で遊べない、プールに入れない子供たちを見るのが辛いです」・・・・・・


■今日は全国で大飯原発止めよう、原発ゼロへ行動です。
福井県内でも、いろんな団体、個人がよびかけて、午後4時から県庁前でデモ行進などがおこなわれ、午後6時~7時半の予定で関電前(県庁前)で抗議要請の行動が取り組まれます。
  「福島を忘れない!大飯原発再稼動撤回」、ぜひ、ご参加ください。


■原発反対の動きは県議会段階でも広がっています。

 宮本次郎・奈良県議会議員からの情報です・・・・脱原発をめざす奈良県議員連盟が発足しました!

 自民「改革」、みんなの党、元気クラブ、日本共産党、無所属議員の14名が参画しています。

 日本共産党県議団の5人も全員が参加しました。
 
 議会内でおこなわれた設立総会では同議員連盟の呼びかけ人の一人山本進章議員(自民「改革」、高市郡・橿原市区選出)は、「自分の所属する自民党はもともと原発政策を推進してきた党だが、福島原発の事故をきっかけに、原発の全停止と計画廃炉こそ必要だと思った」とあいさつ、討論の後、規約、役員をきめました。当面の活動として、8月17日12時半から、近鉄奈良駅前行基広場で街頭宣伝とシール投票を、また10月にはシンポジウムをおこなうことも確認されました。

 会長には山本議員、副会長に和田恵治議員(元気クラブ)、幹事長に和田保議員(無所属)など役員を選出しました。

 日本共産党からは太田敦議員と私が幹事になりました。

 43名の県議会議員のうち14名の参加で議連が発足したことは、非常に大きな値打ちがあると思います。

 連盟ではさっそく、17日(金)の12時半から近鉄奈良駅前で宣伝活動を行うことを決めました。・・・・・・