前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

将棋大会。新しい共産党員の歓迎会。税と社会保障シンポ。今日は元原発労働者講演会。

2012年09月03日 | Weblog
      昨日は、しんぶん赤旗の将棋大会、あたらしい共産党員の歓迎会でのあいさつ、税と社会保障問題でのシンポでの司会などでした。

      福井市で「しんぶん赤旗」主催の将棋大会が開催され、ご挨拶しました。囲碁大会もやっています。政党で将棋や囲碁の大会開催で、伝統文化継承に力をいれているのも共産党の特徴です。ただ、「佐藤さんも将棋やりますか」と聞かれ、「駒の動かし方は知っていますがプレーはどうも・・」と。小学生の時は将棋クラブでしたが・・・。

      税と社会保障問題のシンポも開催され司会をつとめました。
講演は井上英夫金沢大学大学院教授、・・・なんと福井県立大学や福井大学で集中講義を担当されたこともあるそうです。教員の免許更新の講義も・・・「先週、25名の学校教員に授業したが、2人がアウシュビッツを知らなかった」と嘆いておられました。

    井上先生は、大震災被災地のスライドなどを豊富に上映しながらお話し。インドネシアの津波被災地・バンダアチェのグランドゼロの写真をしめし、「ここは墓地。たくさんの被災者が埋められた」と。
東日本大震災での大川小学校の悲劇も検証し、「裏山へ逃げれば助かったかもしれない。指定された避難所しか考えないというマニュアル教育の問題があると思う」と語りました。

札幌での餓死事件も調査団長として調査されています。「孤独死、というが複数での死、親子、兄弟、夫婦などの死も増えている。孤立、貧困の拡大が深刻化している」と指摘されました。

大震災被災者支援についてもふれ、「普段から分厚い社会保障制度をつくっていれば、災害対応もすぐできる」と強調され、大震災をうけてさらに社会保障改悪をすすめる政府の姿勢を批判しました。

今後の課題として、ケースワーカー増員や、「最低」を超えて生活保護を豊かにすること、「生活難は自己責任」などという劣等処遇意識の克服、などを訴えました。

     パネリストの平野光陽生協病院院長、牧尾中小企業家同友会顧問、渡辺ハスの実の家前施設長、藤野やすふみ共産党中央政策委員・衆院比例候補からもそれぞれの立場からの現状報告や政策提起がおこなわれました。

金沢大学の井上教授はじめ、パネリストのみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。


      今日は、元原発労働者の講演会が福井市アオッサで開かれます。福井県内の原発で仕事をされていた敦賀市の斉藤さんです。午後7時半~、アオッサ6階会議室。主催は、ただ人の会。原発労働者の組合をつくり、労働条件改善のために奮闘された方でもあります。