前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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足羽川ダムではなく、頻発する内水被害対策こそ急ぐべき。原発もんじゅ応援団長・石原都知事の害

2012年09月07日 | Weblog
■NHK・・・・猛烈な雨で床下浸水などの被害

   大気の状態が不安定となっている影響で、6日朝は、嶺北を中心に各地で非常に激しい雨が降り、福井市やあわら市で床下浸水や住宅の一部が土砂崩れで損壊するなどの被害が相次ぎました。

気象台によりますと、県内は日本海にある前線に向かって南から湿った空気が流れ込んだ影響で、大気の状態が不安定になりました。このため、福井市付近では、レーダーによる解析で、6日午前7時までの1時間に約100ミリ、越前町付近でも、午前6時半までの1時間に約90ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。

また、福井市で午前7時10分までの1時間に9月に観測された雨としては、最も多い62.5ミリの非常に激しい雨が、南越前町今庄でも午前10時10分までの1時間に、同じく9月に観測された雨としては最も多い61ミリの非常に激しい雨が観測されました。大雨の影響で福井市清水町では住宅の裏山の土砂が崩れて流れ込み住宅の一部が損壊しました。

また、福井市で1棟が床上浸水したほか、福井市とあわら市では、合わせて140棟の住宅で、床下浸水の被害がでました。このほか県内の小・中学校、高校では、合わせて13校が休校や登校時間を繰り下げるなどの措置を取りました。・・・・・



   昨日は朝からどしゃぶりの雨で福井市内各地で浸水、冠水被害がでました。被災されたみなさんにお見舞い申し上げます。もうすこし、長時間の降雨だったらと思うとぞっとします。
私もきゅうきょ市内各地を巡回。大渋滞でなかなか思うようにすすめません。調査中の市職員にお話しを聞いたり、店舗にはいった雨水を処理している方にお話しをお聞きしました。
   道路工事をしてから水がつくようになった」「昔から浸水被害。今後のことを考えると心配。行政はきちんと対応してほしい」など要望をいただきました。
  このような内水被害は、足羽川ダムをつくっても防ぐことはできません。あらためて、巨大なダム計画よりも、地域地域にあった防災減災対策、治水対策の必要性を痛感しました。

   昨日は、この後、坂井市役所でのバイパス期成同盟会、県の原子力安全専門委員会傍聴、9条の会の例会などでした。

    
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■NHK・・・・石原知事“廃炉とんでもない”

   東京都の石原知事は、6日、敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」を訪れ「画期的な技術で、廃炉はとんでもない」と述べ、原発の研究は今後も必要だという考えを示しました。「もんじゅ」は、相次ぐ事故で現在、運転を停止しています。石原知事は日本原子力研究開発機構の近藤悟所長から説明を受けながら原子炉の上部にある制御棒を動かす装置や中央制御室を見て回りました。

視察のあと石原知事は記者団に対し「今の原発の反対運動はナンセンスでとても危ないと思う。もんじゅは画期的な技術で、廃炉なんてとんでもなく、絶対してはいけない」と述べ、原発の研究は今後も必要だという考えを示しました。その上で、多くの原発が再稼働していない状況について、「経済を疲弊させて、失業者を出し、社会の混乱につながると思う」と述べ、長期的な視野で、再稼働を検討する必要性を訴えました。「もんじゅ」も含め、原発を巡って政府は来週にも取りまとめる新しいエネルギー政策の中で、将来、原発をなくすことを盛り込む方向で最終調整を進めています。・・・・・


  呆れた。石原知事の原発推進発言こそナンセンスで、1兆円もの税金を使ってもモノにならない無駄増殖炉の開発を後押しするとはとんでもない。
  福島原発事故ほど、戦後日本社会のなかで「社会に混乱」をもたらし、その悪影響がさらに長期間つづくような事件事故はなかった。
  東京に電力をおくりつづけた上に、取り返しのつかない犠牲を押し付けられた福島県民の気持ちをも逆なでするものだ。
  石原氏の妄言こそ国を滅ぼしかねない。