前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

湊小学校体育祭、学校調査、じん肺裁判支援行動など。「脱原発」に西川知事怒るが・・・

2012年09月13日 | Weblog
  いよいよ明日から県議会開会です。
  ご意見、ご要望はお気軽にお寄せください。


   昨日は、地元の湊小学校の体育祭、雨天順延されましたが快晴にめぐまれました。その後、打ち合わせ、県庁から議会提案事業についての説明、じん肺裁判支援行動、学校調査、新幹線問題などでの意見交換など朝から夜まで続きました。
  じん肺支援行動のなかでは、「清水建設が和解に応じていない」と批判されていました。不治の病を労働者につくりだしておいて責任回避とはひどい話です。
また、このような病気をおしての裁判闘争によらずに補償問題などを解決できる基金制度を国として創設すべきです。
  炎天下のなかを病をおしてデモに参加されたみなさんをみて痛切に感じました。

      ★

  西川知事が「脱原発」に怒りをあらわにしています。
野田総理でさえ、冷静に、反対運動のみなさんと会談して「聞く耳」をもっているのです。
西川知事は、大飯原発再稼動などの際にも県としての判断についての県民説明会も開催していません。
  知事みずから、「多様な」県民の声に耳を傾けることが必要ではないでしょうか。
  「原発ぬきでは電気代が高くなるぞ」という脅しめいたことを言うだけでは説得力はありません。福島県民の前でおなじことが言えるでしょうか。
  
以下、報道です。

■読売・・・知事、脱原発路線けん制

西川知事は12日の定例記者会見で、政府が近く示す新たなエネルギー政策で脱原発を打ち出すとみられる点について、「原子力エネルギーがない方がいいという調子で議論するべきではない。(原発停止に伴うデメリットについての)基本的な情報を開示しないで国の方針を決めるのは愚の骨頂だ」と厳しく批判した。

 西川知事は、政府が国民からの意見公募や世論調査などを行った際、電気料金が値上がりするなどの原発停止のデメリットに関する情報を周知しなかったとし、「何も知らせないで議論するのは全くナンセンス」と指摘した。

 また、関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)の再稼働を巡り、野田首相が6月の記者会見で「原発は重要な電源」などと述べたことを挙げ、「我々はその言葉を重く受け止めて(再稼働を)了解した。その言葉をもう一度思い起こしていただく必要がある」と述べ、政府の脱原発路線をけん制した。

 さらに、大阪市の橋下徹市長らが節電期間終了後の大飯原発停止を求めていることについても「よくお考えいただいた方がいいのではないか」と述べ、改めて原発の期間限定稼働を否定する考えを強調した。・・・・・・