前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

今日11時~福井県議会一般質問にたちます。衆院2区に藤岡氏。やはり、原発は軍事と一体か。

2012年09月25日 | Weblog
   今日は私の県議会質問です。午前11時からです。福井県議会インターネット中継で観ることができます。領土問題、消費税、原発問題、教育問題などを取り上げます。

   昨日は、かねもと幸枝1区候補との宣伝の後、2区候補発表の記者会見に同席しました。日本共産党福井県委員会は、衆院福井2区予定候補に、共産党北越地区委員長の藤岡繁樹氏(61)を発表しました。藤岡さんは福井市生まれ、国鉄労働者として労働組合運動の先頭にもたちました。坂井市丸岡町在住で、丸岡町議も4期つとめた方です。消費税増税や原発推進の政治を転換し、安心して暮らせる日本と福井を!力をあわせるのに一番の方です。

   昨日は、福井県議会の吉田議長をふくむ自民党メンバーだけで、枝野経済産業大臣と面会し、「2030年代原発ゼロ戦略を撤回せよ」「日本原電敦賀3,4号機建設は認めよ」と直談判したという。県議会初日に自民党、公明党だけで可決した意見書にもとづくものだが、国民の多数が原発ゼロをのぞんでいる時に恥ずかしい話です。 県議会意見書には、私と、民主党、希望ふくい、細川議員が反対しています。

  その原発で森本大臣が、将来の核武装にもつながる考えから原発を捨てるな、と発言していました。さらに、知事が原発運転再開を拒否できるのはおかしい、と福井県などの動きにも難くせつけています。地方の判断とは関係なく、原発稼働を、とのあけすけな態度で、許されません。また、政府の原発推進派の根底には将来の軍事利用もみすえているとしたら、国民の平和への願いとはまったく相容れません。
以下、報道です。

■赤旗・・・“原発は抑止力”“捨てるべきでない  森本防衛相(就任前)が発言
森本敏防衛相が今年1月、北海道の原発推進団体の講演会で、日本の原発について、「単にエネルギーの問題だけではない」「高い能力を持っていることが、周りの国から見て非常に大事な抑止的機能を果たしている」と発言していたことが波紋をよんでいます。閣僚就任前とはいえ、「原子力の平和利用」という日本の原子力開発の原則に反し、将来の核武装にもつながる考えで、閣僚としての適格性が問われます。

座談会に臨む

 講演会は、1月25日、札幌市内のホテルで、北海道電力が実質的につくったといわれる団体「北海道エナジートーク21」が開催した「新春フォーラム『日本のエネルギーを考える』」。拓殖大学大学院教授だった森本氏は、講演した後、原発推進団体の一つ、「日本エネルギー経済研究所」の顧問らとの座談会に臨んでいます。

 主催者がまとめた講演録によると、森本氏は、「(東京電力)福島第一原発事故の影響が日本国民の原子力に対する概念を質的に変えたことは、認めざるをえない」としつつ、「国の基本として原子力を持つということは、単にエネルギーの問題だけではない」として、「非常に大事な抑止的機能を果たしている」ことを強調、「(原子力を)決して捨てるべきでない」と述べています。

動きに符合…
 原発の使用済み核燃料を再処理することで、核兵器の材料となりうるプルトニウムが取り出され、日本の核武装を懸念する見方もあります。

 森本氏の発言は、このことを念頭においたものと考えられ、「平和目的」に限るとした日本の原子力開発の原則を揺るがしかねないものです。

 民主、自民、公明の3党はことし6月、原子力規制委員会設置法の付則で、「原子力基本法」が定める「原子力利用」の「安全確保」について、「わが国の安全保障に資する」ことを「目的」に追加しましたが、森本氏の発言はこうした動きに符合するものです。

会社側の立場
 このほか、森本氏は、原発事故後の対応について、「本来原発を動かすかどうかは電力会社の仕事ですが、知事がNОと言ったらダメと、法律に書かれていないようなことがまかり通っている」と表明。「『原発がどんどん減っているのに電気はいつも点(つ)いているじゃん』という単純な考えが広がる」とのべるなど、徹頭徹尾、電力会社側の立場に立っています。

 未曽有の被害をもたらし、いまだに収束の展望すらつかない原発事故を起こした後にもかかわらず、原発の維持だけでなく、「抑止的機能」を強調する発言は、大きな波紋を呼ぶことになるのは必至です。・・・・・

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    俳優の小沢昭一さんが入院され、ラジオを休演されるとのこと。お元気になっていただきたい。それがこころだ!

■福井・・・俳優の小沢昭一さん出演見合わせ 長寿番組「昭一的こころ」

俳優の小沢昭一さん(83)が体調不良のために入院し、39年間続くラジオ番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」への出演を当面見合わせることが、24日分かった。24~28日は、過去と同じ内容を放送する。

 TBSラジオなどによると、小沢さんは1998年に前立腺がんが見つかって以降、定期的に治療を受けてきた。今年8月に体力が低下しているなどと診断され、今月13日に入院した。

 現在は、新たな収録は難しい状況で、TBSラジオは「体力が回復すれば出演してもらう」としている。

 同番組は1973年1月に放送を開始し、昨年1万回を超えた・・・・