前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

第二次安倍内閣発足。国民多数の、消費税増税NO、原発ゼロへ、の声を代弁してがんばります。

2012年12月27日 | Weblog
  第二次安倍内閣が発足し、福井1区の稲田氏が行革担当相で入閣した。
稲田氏自身が郵政選挙で刺客として当時は自民党の松宮議員を倒すために、安倍氏によって送り込まれた人物で、安倍氏の右派主張の「盟友」です。
  
  消費税増税や憲法改憲、原発推進をかかげる安倍政権に正面から対峙してがんばろう。

 赤旗の分析によれば、「安倍内閣の閣僚リストを見ると原発問題の担当は複雑だ。推進側の経済産業相は茂木氏で、原子力損害補償支援機構・原子力経済被害担当を兼務。福島原発事故再生総括担当として根本復興大臣。石原氏は原子力防災担当で環境大臣との兼務。読み解きが必要になる」。

  福井県議会最終日に自民党が提案して規制委員会の活断層調査に異義をだす意見書が私と細川議員だけの反対、自民、民主、公明などほかの会派が賛成して採択された。
今日、吉田議長らが、資源エネルギー庁や規制委員会を訪問し、意見書をとどけ要請活動をおこなうという。

  安倍内閣発足に呼応し、さっそく、地方から原発推進への行動だ。


  ところで、先の総選挙で「卒原発」をかかげて340万票も獲得した未来の党。未来の嘉田代表(滋賀県知事)が26日夜記者会見し、執行部人事めぐる対立が決定的なったとして、所属議員に分党呼びかける方針表明した。小沢一郎氏ら「生活」出身議員も応諾の構えであり、結成から約1カ月で事実上の分裂となる。「成田離婚」などと自嘲している。
   とんでもない有権者への裏切りだ。
   はやくも「卒原発」を期待した党がなくなるということだ。
   

   選挙中、日本共産党は「政党の離合集散で1票投じた党がなくなってしまうかもしれません。共産党はそのようなことはありません。原発ゼロの願いは共産党へ」と訴えましたが、その指摘が早くも現実になった。未来の党に投票された原発ゼロへの願いが共産党に託されていたら、と思うと、参院選の大きな教訓にしなくてはいけないと思いますね。