前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

町内のいっせい清掃に参加した後、てくてく訪問活動。私の地区にも何台もの宣伝カー。衆院明日公示へ

2012年12月03日 | Weblog
   いよいよ衆院選が明日、公示です。
日本共産党・かねもと幸枝候補の出発式は午前9時から、明道中学ならびの選挙事務所前でおこなわれます。
自民党型政治を延命させて、消費税増税、原発推進、TPP、米軍基地押し付けなどゆきづまった政治をつづけるのか、転換するのか、が問われる一大政治戦です。
 財界、アメリカと腐れ縁がなく、どの問題でも国民本位の立場で解決できる道筋をしめしている日本共産党にお力をお貸しください。力をあわせれば、かならず、日本の展望を切り開くことができます。

  昨日は、町内のいっせい清掃のあと、かねもと候補や後援会のみなさんとてくてく訪問でした。わが町内にも、共産党だけでなく、維新の会、民主党、社民党、幸福実現党など各団体の宣伝カーが運行され、選挙戦直前の緊迫した雰囲気です。
  
 大飯原発につづいて、敦賀原発でも活断層調査がおこなわれていますが、ますます「危ない」という状況です。
わたしたちが主張してきたように、活断層の巣に建設されている福井県の原発は、廃止すべきです。
 大飯も運転停止して、調査を徹底しておこなうべきです。
 それが、住民の安全第一の態度です。
 選挙戦でも、「原発即時ゼロ」を主張しているのは日本共産党です。2039年までに・・・などと四半世紀以上も先の悠長なことを公約にかかげている政党ではあてになりません。
もちろん、つぎつぎ再稼働する、などと主張している政党は論外です。相当、原発マネーに汚染されているのでしょう。

 以下、報道です。
■中日・・・敦賀原発 敷地内断層「大変活動的」

日本原子力発電(原電)敦賀原発(福井県敦賀市)の断層(破砕帯)を調べる原子力規制委員会の専門家チームは一日、初日の調査を終えた。チームの五人は、敷地内を走る活断層「浦底断層」は今後も大きな地震を起こす可能性が高いとの認識で一致した。二日は、浦底断層から枝分かれし2号機直下につながっている「D-1破砕帯」などが連動して動くかどうか詳しく調べる。

 この日、チームは原電の掘った試掘溝(トレンチ)で断層を見たり、ボーリングで採取した岩石などを確認したりした。2号機の北東約二百メートルにある試掘溝は、浦底断層とD-1破砕帯が交わる場所に近いため、特に長い時間をかけて調べた。

 終了後の記者会見で、規制委の島崎邦彦委員長代理は「浦底断層が大変活動的な断層だと印象づけられた。それが原発敷地内にあることがかなり特殊だ」と指摘。千葉大の宮内崇裕教授も「一級の活断層という感想だ。これが大きく動くと、周辺ではいろんなことが起きると直感した」と述べ、浦底以外にも未知の活断層が建屋近くを通っている可能性を示した。
 ほかのメンバーも敷地内に活断層がある敦賀原発の危険性に言及した。二日は、所用がある東京学芸大の藤本光一郎准教授を除く四人が現地に残って調査を続ける。

 チームは十日に評価会合を開き、D-1破砕帯などが浦底断層につられて動く活断層かどうか判断する。活断層だと判断されれば、敦賀原発の運転は認められず、廃炉につながる可能性が高い。

◆「全員の感想共通」 初日調査に手応え
 原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理は、一日に始まった敦賀原発の初日の調査を終え、「見る場所が多く、検討しやすい」と手応えを口にした。

 調査後の記者会見には、メンバー五人がそろって出席。鈴木康弘名古屋大学教授は「メンバーの問題意識、感想が共通した」と初日を振り返った。
 意見が割れ、いまだに結論の出ない関西電力大飯原発(福井県おおい町)の現地調査とは対照的に、冗談を言い合う余裕もあった。

 原子炉からわずか三百メートルを走る浦底断層が危険性の高い断層だとの点で、五人の見解は一致している。ここを出発点に新たな事実を積み上げれば、結論は見えてくる。
 五人のうち四人までが残る二日目の調査。会見の終わりに島崎氏は「二日かけて調査するかいのある場所だ」と意気込みをみせた。