前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

県議会。学級が減ってないのになぜ教員減か。奥越支援学校土地問題。不評な算数Web。

2013年03月09日 | Weblog
  昨日は県議会で教育関係の常任委員会の審議でした。
  わたしは教員の定数削減問題で、学級数が減っていないのに教員が減らされる問題や、若狭、坂井地域の学校統合での教員の加配などを求めました。また、今春開校する勝山市の特別支援学校の用地問題がマスコミなどで大きく取り上げられたことに関して、県として用地取得するための具体的な指示を当時の県知事がだしていたこと、最近でも県教育委員会から勝山市に対して用地問題での問い合わせをおこなっていたことなどを指摘し、「勝山市の問題で県は関係ない」とする教育委員会の態度は問題だ、と指摘しました。
 県が現場での活用をすすめている「算数WEB」について好評だ、としていることについて、現場への調査では9割ちかくが批判的だ、と指摘し、もっと現場の教員の声に耳を傾けるべきだ、と指摘しました。
 坂井地区の高校統合では、春江工業高校での調査もふまえて、現場の教員の間には不安や心配があり、教員を増やすこともふくめて丁寧に対応すべきだ、と指摘しました。事業費については30億円程度、と明らかにしました。

  また、県議会改革の各派による会議も開催され、政務活動費マニュアルについて協議しました。
夜は、ご近所の方が急逝され、お通夜でした。地域のことでも本当に一生懸命な方で、縁の下の力持ちの存在だった方で、本当に驚きました。ご冥福をお祈りします。


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 日本原電2号機真下の活断層問題では日本原電側の説明は説得力はなかったようです。
いずれにしても巨大活断層が敷地内にあるのですから再稼動などはありえないでしょう。
 また、おどろくべきことに、原子力機構で原発のデータが入っているパソコンが盗難にあったと・・・。あれほど万全の危機管理を強調している電力事業者で、とびっくりしました。
重大なデータが持ち出されていないのか、徹底調査がもとめられます。
 

■NHK・・・・敦賀原発断層 事業者主張に専門家反論
  
  国の原子力規制委員会の専門家会議が「断層が活断層の可能性が高い」という報告書の案を示した福井県の敦賀原子力発電所について、事業者は「追加調査の結果、活断層ではない」と改めて主張しましたが、専門家からは「不明確な点も多く、そのまま取り入れる必要はない」などの意見が相次ぎました。

  敦賀原発では、原子力規制委員会の専門家会議が2号機の北側で断層を調査したうえで、ことし1月、「2号機の真下を走る断層は活断層の可能性が高い」という報告書の案を示しています。
専門家会議の3回目の会合が8日に開かれ、日本原子力発電の担当者が、追加調査で断層面の顕微鏡写真などを分析した結果、活断層と指摘された断層は、定義となっている12万から13万年前よりもあとには動いておらず、2号機の真下を通る断層とは特徴が違うとして、「活断層ではない」と改めて主張しました。
専門家からは、「事業者の説明は不明確な点も多く、そのまま取り入れる必要はない」、「われわれの見解を変えなくてもよい」といった意見が相次ぎました。
原子力規制委員会の島崎邦彦委員は、「別の専門家の意見も聞いてよりよい内容にしたい」と述べ、「活断層の可能性が高い」という結論を変えずに報告書を取りまとめる考えを示しました。


■共同・・・・福井県の原子力機構でPC盗難 ふげんの劣化データ

 日本原子力研究開発機構は8日、福井県敦賀市の事務所からパソコン2台が盗まれ、敦賀署に被害届を出したと発表した。廃炉作業中の新型転換炉原型炉ふげん(同市)に関する経年劣化などの解析データが入っていた。

 同機構によると、4日午前8時20分ごろ、機構敦賀本部のデスクトップ型パソコン2台がなくなっているのを、出勤した職員が見つけた。なくなったのはパソコンの本体部分だけで、金品などは盗まれていない。データは他のパソコンにも残されている。

 1日の金曜日には2台ともあったという。敦賀署によると、事務所の扉や窓などに壊された形跡はない。