前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

プルトニウム混合燃料、高浜へ輸送!福島原発事故が収束していないのにプルサーマルなど許されません!

2013年03月22日 | Weblog
 昨日は、会議や生活相談、町内の会議などでした。
TPP問題をいかにわかりやすく国民・県民に問題点を知らせていくか、などいろんな角度から会議では話し合いました。

 関西電力がMOX燃料輸送を再開・・・・プルサーマル発電の準備であり、福島原発事故の原因・教訓すらきちんと全容解明されていないなかでとんでもないことです。
 福島原発でもMOX燃料が使用され、まだ全容は解明されていませんが、事故後には原発敷地の外でもプルトニウムが検出されています。

 私は県議会でもいっかんしてプルサーマル反対の立場でがんばってきましたが、国民の多くが原発ゼロを求めている時に、プルトニウム燃料利用推進の姿勢とは許されないことです。
 
 今日も原発ゼロへ、福井県庁・関電前アクションがおこなわれます。
多くのみなさんのご参加をお願いします!

  ☆本日☆ 3/22(金) 37回目の福井県庁前関電前アピール行動 #ふくいにあつまろう
16:00〜福井県庁前アピールタイム(スピーチなど)、17:30〜デモ、
 18:00〜福井県庁前関電前アピール(アートや音楽 )


 以下、報道です。

■NHK・・・関電がMOX燃料輸送を再開

 高浜町の関西電力・高浜原発で、実施されてきたプルサーマルをめぐって、東日本大震災の影響で、中断されていた専用の核燃料の輸送が再開されることになりました。関西電力はプルサーマルの実施は地元の理解が大前提だとして「現時点で、輸送された燃料を使うかどうかは未定だ」としています。関西電力が、平成22年から高浜原発3号機で実施しきたプルサーマルは、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜたMOX燃料と呼ばれる燃料を一般の原発で燃やすものです。

 関西電力では、新しいMOX燃料を製造元のフランスから、おととしの春に輸送する予定でしたが、東日本大震災の影響で輸送に関わる警備体制を十分に確保できないことや、国の核燃料サイクル政策が不透明なことを理由に中断していました。しかし、震災から2年がたち、警備体制が整ったことや国も核燃料サイクル政策を維持する方針を示したことから、MOX燃料の輸送が再開されることになったもので、海外からの燃料の輸送は東京電力・福島第一原発の事故後、初めてです。

 関西電力は、プルサーマルの実施については地元の理解を得ることが大前提だとして「高浜原発を再稼働させる際にMOX燃料を使うかどうかは未定だ」としています。高浜町の野瀬豊町長は「MOX燃料の使用については説明を受けていないため、現時点では申し上げることはない」とのコメントを出しました。