前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

冷却停止!福島原発事故は収束していない。あらためて原発ゼロを!

2013年03月19日 | Weblog
■朝日・・・福島第一で停電、燃料冷却止まる 東電、3時間後に発表

 東京電力は18日、福島第一原発内の免震重要棟で午後7時ごろ、停電が一時発生したと発表した。電源は回復したが、1、3、4号機の使用済み燃料プールの冷却装置や汚染水の浄化装置が停止した。東電は冷却装置などが停止した原因を調査中で、復旧を急いでいる。原子炉を冷やす注水冷却装置には異常はなく、周辺の放射線量を測るモニタリングポストの値にも変化はないという。

 原子力規制庁によると、高圧の配電盤につながるケーブル付近でトラブルが発生した可能性があるという。各号機の燃料プールには、392~1533体の燃料が入っている。現在、最も温度が高いのは4号機で約25度。冷却が止まっても、東電が安全上の基準としている65度に達するには約4日間、余裕があるという。また、燃料6377体をまとめて保管している共用プールの冷却装置も停止中という。

 東電は発生から3時間以上たってからトラブルを発表した。東電は「設備の状況を確認して取りまとめて連絡しようと考えていた。時間がかかったのは、誠に申し訳ない」と説明した。

 福島第一原発では2011年7月に3号機で、12年1月には2、3号機で停電などで、燃料プールの冷却設備が停止した。 ・・・・・・



  あらためて、「事故収束」などといえる状況にはない。朝の7時のニュースでも、まだ原因がわからない、と報道しています。
政府は「収束宣言」をただちに撤回すること、現在の日本の技術では原発事故を完全に押さえ込むことは不可能であり、原発ゼロの日本を実現する政治こそ求められています。
 
  昨日政府が発表した南海トラフ地震では、避難者は950万人、被害額は220兆円、との推計が発表されました。
  しかしこれは、同時におこりかねない原発事故の影響は積算されていないのです。
東日本大震災をふまえれば、仮に同時に原発事故もおこった場合の推計もしめすべきでしょう。
  まさに、国が滅びかねない事態となるかもしれないのです。
  あらためて、原発からの撤退をつよく求めたいと思います。


■本日19日の20時からインターネットの生番組であるニコニコ生放送「とことん共産党」。

小池晃政策委員長、井上さとし参議院議員、もとむら伸子参院愛知選挙区候補が、原発再稼働問題でトークします。ぜひネットでご覧ください。

http://www.jcp.or.jp/web_tokusyu/2013/03/post-10.html

     ★

  今日は県議会最終日です。
昨日は議会にこもって討論の準備や、ほかの議員とのもろもろの相談、懇談などをおこないました。

  元敦賀市議の河内猛さんの息子さんがお亡くなりになり、お通夜にお参りしました。
お店をやっておられて、吉井英勝前衆議院議員との懇親会などでも利用したことがあります。
  ご冥福をお祈りいたします。