前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

中日春秋「数万の市民が国会議事堂を囲んだ。地からわき上がる声を侮らない方がいい」。そうだ!

2013年06月04日 | Weblog
  昨日は朝の街頭宣伝をかねもと書記長らとおこない、事務作業や会議、打ち合わせなどがつづきました。
いよいよ参院選公示まで1ヶ月。事務所にもマスコミの取材や、各種アンケートなどが・・・・。
  山田かずおさん先頭に全力でがんばります。

 中日のコラムに原発を海外に売り込む安倍政権をちくりと批判するコラムが。「きのうも数万の市民が国会議事堂を囲んだ。地からわき上がる声を侮らない方がいい。」。そうだ!

■中日春秋・・・・6月3日

高速増殖原型炉もんじゅの点検漏れ問題で辞任した日本原子力研究開発機構(原子力機構)の鈴木篤之前理事長への退職金支払いが検討されている、という記事があった

▼「こういう組織が存続していること自体が問題だ」。原子力規制委員会から痛烈に批判された原子力機構は理事長辞任後も、茨城県東海村の実験施設で研究者ら三十四人が被ばくする放射性物質漏えい事故を起こしている

▼解任以外、退職金を支払う規定になっているという言い訳を聞き、二年前の「更迭騒ぎ」を思い出した。更迭されたはずの経済産業省の松永和夫事務次官(当時)以下三人の幹部の退職金が千二百万円ほど上積みされた。組織上の都合で退職を求めるため、勧奨退職扱いになるという話だった

▼「ほとぼりが冷めれば、三人は天下りするのだろう」。当時、小欄でそう書いたが、案の定、一年もたたずに、松永氏は損保ジャパンなどの顧問に、細野哲弘資源エネルギー庁長官はみずほコーポレート銀行の顧問に納まっていた

▼高級官僚の方々は、もうほとぼりは冷めたと判断したのだろう。国民を愚弄(ぐろう)するにもほどがある

▼安倍政権は原発の海外への売り込みや再稼働に積極的だが、原発事故が風化することを内心、歓迎しているなら大間違いだ。きのうも数万の市民が国会議事堂を囲んだ。地からわき上がる声を侮らない方がいい。


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  佐々木議員の報告が、安倍政権と、擦り寄る野党の国民不在の生活保護改悪決めた衆院の模様をリアルに。こんな党の国会議員が増えても国民は幸せになれません。
  さらに、維新の会の未亡人製造機・オスプレイの大阪配備計画!あきれた!
従軍慰安婦問題での「失点」をアメリカに擦り寄ることで取り戻そうとするかのような姿勢。これもまったく国民不在です。

■佐々木衆議院議員・・・・この国会は、6月26日で会期末を迎えます。その会期末に向け、安倍内 閣・自民・公明両党は、提案した法案を何が何でも強行しようと強引な審議を続けているため、各委員会ともフル回転です。なかでもひどかったのは、厚生労働委員会の生活保護法改悪案の審議です。

  「不正受給」などを理由に、生活保護受給者バッシングを続けてきた政府は、申請者を窓口で事実上締め出すため生活保護申請の「書類提出」義務化、「扶養照会」強化などを盛り込む法案を出してきたのです。「不正受給」といっても生活保護受給額全体の0.5%にすぎず、申告漏れなど悪意のないものがほとんどです。日弁連もこの法案に対して「憲法25条が保障する生存権を空洞化させる」と反対してきました。

  大阪では、生活保護を受けていない母子が餓死するという痛ましい事件が起きています。経済大国といわれる日本で、餓死者が2000年の1314人から2011年の1746人に増加していることは重大な問題です。

  数年前は、リーマンショック後の派遣切りなどで、路頭に迷った労働者を救うため、住所がなくても口頭で生活保護を申請できる柔軟な対応がなされてきました。今度の法案は、それを180度ひっくり返すものです。

  しかも、わずか2日間の審議で採決を強行したのです。朝日生存権訴訟の朝日健二さんを参考人としてお呼びして話を聞いたその日に、自民、公明、民主、維新、みんなが採決を強行したのです。

  民主党は、「窓口で締め出される」といって改悪に反対してきたのに、「『特別の事情』があればこの限りではない」とする何の歯止めにもならない修正案を提案して法案成立に合意しました。日本共産党の高橋千鶴子議員は「こんな重要な法案を十分な審議もせず採決することは許されない」と採決に反対しました。

  舞台は、今週から参議院に移りますが、皆さんとご一緒に廃案をめざしてがんばりたいと思います。



  驚くべきニュースが伝わりました。

  大阪府の松井一郎知事(日本維新の会幹事長)が、沖縄県に集中する米軍の新型輸送機オスプレイの訓練の一部を大阪で受け入れる意向を固めたというのです。6日に菅義偉官房長官と会談し、沖縄の負担軽減の一環としてオスプレイ訓練受け入れを沖縄県外の自治体に要請するよう求める際に表明するそうです。候補地として大阪府の八尾空港をあげているそうです。

  私は、「維新の会はそこまでやるか」と思いました。日米政府の補完勢力としての役割を誇示しなければならない理由があるのでしょう。この事態に、ツイッターでも抗議の声が上がりました。――「八尾市は松井大阪府知事の府議時代の選挙区。もしこのまま八尾空港にオスプレイを受け入れたら、市民の反発などが原因で今後の松井氏は八尾市に住めなくなると思います」。「八尾市民としてゆるさんぞ」。「八尾市民です。八尾空港のまわりも住宅や学校たくさんある。危険なオスプレイなんかだれも来てほしいと思っていません。維新のために八尾を使うな!」と。