前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井県警の不祥事。福島原発事故被災地でも盗みを働いていたとは・・・

2014年04月11日 | Weblog
 私も県議会の警察関係の委員会で取り上げてきた福井県警の不祥事。
原発被災地の福島でも盗みを働いていたとは、胸がふさがれる思いだ。

 この警察官は被災地での活動をみずから志願し、警察で選抜されて、いわば福井県警の「代表」として派遣されていたのだから、警察幹部も断腸の思いだろう。

 ある幹部は「デカ長の立場の者が盗みをしてどうなるんだ」と呻いたが、懲戒処分は当然として、組織的な人事評価の在り方や、その心の闇の解明も必要ではないかな。

■NHK
窃盗の巡査部長を懲戒免職処分

 福井南警察署の28歳の巡査部長が、同僚から財布を盗むなど6年間にわたって19件の盗みを繰り返していたとして、県警察本部は、11日、懲戒免職処分にしました。
この中には東日本大震災で福島県警に出向している間の5件も含まれています。
懲戒免職になったのは、福井南警察署刑事課の巡査部長、山崎雄大被告(28)です。山崎巡査部長は、平成20年11月から、今年2月までの間に、同僚から財布を盗むなど19件の盗みを繰り返した疑いがもたれ、被害額は60万円に上るということです。
この中には、山崎巡査部長が、東日本大震災の被災地支援として、福島県警に、おととしから1年あまり出向している間に、同僚から財布などを盗んだ5件も含まれ、県警察本部は、11日、懲戒免職の処分にしました。

山崎巡査部長は職場や居酒屋などで、同僚のカバンなどから財布や現金を中心に盗んでいた
と言うことで、警察は19件のうち、裏付けのとれた8件について、11日までに送検し、4件が起訴されています。調べに対して山崎巡査部長は、いずれも容疑を認め「自分の給料を使うのがもったいなかった。盗んだ金は小遣いにあてた」と供述しているということです。
県警察本部の日野祥英警務部長は「全国の警察が一丸となって被災地の復興を支援するなか、福井県警の警察官が出向先で盗みをしたことは誠に遺憾で、県民や被災県民のみなさまに深くおわびします」とコメントしています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053654521.html

もんじゅ虚偽報告の疑い 新たに未点検機器。危険な原発NO!市民行進と福井県庁アクションへ参加を

2014年04月11日 | Weblog
 昨日は共産党の会議や、目前の坂井市市議選応援活動でした。
松本あきら市議と街頭演説していると、「今日は寒い。がんばって」とあたたかい缶コーヒーの差し入れも!ありがとうございます。
 スーパー前でチラシを配布していると、「佐藤さんですね」と。福井市の方が営業で坂井市に。「がんばってください」と励まし。
 自動車関係の社長さんも「大変な激戦だ」、経済団体の方も「松本さんがしっかり議会活動しているのは知っている。議会にでてもたいした発言しない人もいる」など各所で対話も。
 1名オーバーか、といわれる大変な激戦の様相です。
  松本あきら、畑野まみこ両市議がひきつづき住民の暮らし、福祉守る市政を!と全力奮闘中です。応援よろしくお願いします。


              ★


 「もんじゅ検査で虚偽報告の疑い 新たに未点検機器」


 今朝の福井新聞も1面トップで大きく報道しています。
ナトリウム火災事故以降、高速増殖炉開発そのものが危険だ、といっそう廃炉を求めてきました。
 その後も不祥事や事故が相次ぎ、組織としてのあり方もきびしく問われています。

 いま、STAP細胞発見も大きな問題になっていますが、科学に誠実でない姿勢、「自分の研究開発は間違っていない」という繰り返しでは、国民の支持は得られないし、科学の本当の発展と人間への貢献にはつながらないのではないでしょうか。
 
 しかも「もんじゅ」はすでに1兆円を超す税金が投入され、実際の稼働中に事故となれば福島原発以上の災害をもたらしかねないプルトニュム利用、ナトリウム冷却の原発です。
 このような危険な原発の実機での開発はいったん中止すべきです。

 今日は11日。原発再稼働反対市民行進です。午後1時半、福井市中央公園フジタホテル側集合です。また、夕方は原発ゼロへ福井県庁・関電前アクション。連続して行動がおこなわれます。
ぜひ、ご参加ください。

■共同・・・もんじゅ検査で虚偽報告の疑い 新たに未点検機器

 原子力規制庁が3月、大量の機器点検漏れから運転禁止状態にある日本原子力研究開発機構の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県)を保安検査した際、新たな未点検機器を見つけていたことが10日、分かった。昨年9月の「全機器の点検が完了した」とする原子力規制委員会への報告と矛盾し、規制庁関係者は「報告が虚偽だった疑いもある」としている。内規を逸脱して点検記録を訂正した不正な処理も100カ所以上見つかった。

 政府は11日にも閣議決定するエネルギー基本計画でもんじゅ存続の方針を示しているが、不祥事発覚で規制委が昨年5月に出した事実上の運転禁止命令の長期化は避けられない。・・・・・