天仁元年、斎宮群行の時、忘井といふ所にてよめる 斎宮甲斐
別ゆく/都のかたの/恋しきに/いさ結ひ見む/忘井の水
(千載和歌集~国文学研究資料館HPより)
そてぬらす-ものとはしりぬ-そのままに-けにわすれゐの-みつのこころは
(嘉元百首_基忠~日文研HPより)
忍忘恋
こゑたてつ心くみしる人あらはあやなし思ひ忘れ井の水
(草根集~日文研HPより)
忘恋
かけたえてのちそ袂はぬれまさるいかか結ひし忘井の水
(草根集~日文研HPより)
すすしさに-つきもすみけり-いはまくら-こよひそなつを-わすれゐのみつ
(夫木和歌抄~日文研HPより)