深山田(みやまだ)
みやまたに-かすみたなひき-はるめきぬ-いかにみやこの-のとけからまし
(新撰和歌六帖_光俊~日文研HPより)
今はとて早苗とるらしみ山田にせきいるる水の末そにこれる
(宝治百首_頼氏~日文研HPより)
みやまたの-おくてのいねを-かりほして-まもるかりほに-いくよへぬらむ
(躬恒集~日文研HPより)
むらさめにとまふきそへよみ山田のかりほの床は露もこそもれ
(宝治百首_行家~日文研HPより)
めくり行く日数もしらぬみ山田の庵とふ物はあきのむらさめ
(宝治百首_隆親~日文研HPより)