ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

女性の職業選択と結婚戦略!?

2007-12-09 11:32:01 | Private・雑感
12月8日、青山のレストラン。
友人(年の近い先輩)の結婚式に行ったのは初めてだった。
といっても2次会のパーティーなので堅苦しいものではない。
素直に素敵で、楽しい楽しい一日で、終わってしまって残念。
久しぶりにオシャレして出かけた。
新郎新婦は、バリバリの営業マンと、同じ会社の一般職の女の子。

ふと考えてしまったのは・・・これってパーフェクトな組み合わせなんだなと。
自分が男性営業マンだったら、同じくらい忙しくて
「家に帰っても家の灯りがついてない」結婚生活なんて
寂しいものだろう。
仕事をがんばる男性が、一般職の女の子を選ぶのは、ある意味合理的でもある。

・・・なんだか腑に落ちない。
総合職の女の子は選ばれにくいということか?

一般職選好の女の子と、総合職選好の女の子。
同じ効用関数として考えると、
前者は、定時労働時間と低賃金率のセットを選択、後者は長時間労働と高賃金率セットを選択。
両者が同じ効用関数上にある。

でも、ジョイントファンクションとかいう、女性と配偶者との
ジョイントされた効用関数で考えると、圧倒的に前者のほうが効用が高くなる。

ここで「仕事の満足度」を効用関数に入れてみる。
女の子のみの効用関数で比較すると、労働時間と賃金率のみのセットで比較して
後者のほうが低い効用だとしても、仕事の満足度が高いから
同じ効用関数上に乗るかもしれない。

問題は、女性の仕事の満足度が高くても、ジョイントファンクション上は
ほとんど影響しない、
すなわち女性の仕事の満足度が高かろうと、さほど夫婦の効用関数、男性の効用関数には
影響しないこと・・・!?
もちろん男性の仕事の満足度についても同じことが言える。

ということは、女性の総合職を選ぶ人は、どうしたって
比較的長時間労働になるわけで、
それで夫婦として営業マン・一般職ペアに対抗しようとするなら、
女性の仕事の満足度に共鳴するような男性を選ばなければいけないということか。

裏返せば、女性の仕事の満足度に大いに共鳴する男性以外は、
一般職女性のほうを選ぶ、ということ。

だから、総合職を選ぶ女性は、仕事の満足度の外部性が高い
(彼女がしてる仕事が男性のタメになる、とか、話のネタとして非常に面白い、とか
 男性にとって非常に役立つ技術が身につく、とか)
仕事を選んだほうがいい。

・・・ということか?

あ、あとはもちろん、女性の高賃金に効用を得るならば、
男性は総合職の女性を選ぶ。
なので、比較的不安定な職とか、低い賃金の職についてる男性は
総合職の女性大歓迎だろう。

ということで、もし総合職選好の女性が、低賃金でもない男性と
マッチングしたいなら、もしくは総合職の女性も高い賃金率に対し
効用を高めるなら(一般職の女の子と同水準で、という意味)
上のような条件が必要になるということですかね。

・・・どこか間違ってるかも、というかジョイントファンクションなんて
どうやって図に書くかとか知らないので自信はない。
が、出てきた答えは納得といえば納得。
当たり前といえば当たり前。

総合職に就く女性にとって悲しいのは、
一般職に就く女性だって、けっこう面白い話ができて、
活発で、頭いい子がいっぱいいるということかも?

・・・自分の話をしてるって?
いやいや、一般論です、抽象化した話☆

Anyway、楽しい一日でした。
カラオケ行ったら、自分の音楽知識を更新したくなった。
もうすぐ出るらしいドリカムのアルバムは買おうっと。

さあ、どきどきの12日間の始まり始まり、
論文論文、です。

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