株安連鎖が止まらない

きょうも日経平均は続落でついに1万5千円割れ寸前でTOPIXに続いて年初来安値更新。ＮＹ株がはっきりしない状況のなかでは、已む無しかな。村上追随投資が手仕舞いされているんだろうかね。信用期日もありか。アジア市場も軒並み売られるという連鎖安状態だから不気味な感じだ。こうなるとまったく株は株で、地域分散も何もあったもんじゃないね（前から書いてるけど）。資金の逆流現象ということなんだが、この環境の中では日銀も利上げのタイミングを逸するかもね。心理ゲームのようになってきているので、それでも無理に進もうとすると波乱の種になりそう・・・・といっても、今月後半にかけての状況次第だけど。スポット市場で金も売りが先行している。ＮＹコメックス（商品市場）の取組が28万枚（1枚100オンス）になっているので、昨日書いたようにコア・ロングが利食われているのだろう。いまは評価益より何より実現益というところ。毎夜のＮＹ株式が注目になってきた。今夜は日本時間の22時にグリーンスパン前議長が上院外交委員会で証言する予定になっている。テーマは「石油依存と経済リスク」。自由な立場から何をしゃべるのか？現執行部との齟齬（そご）のある発言はしないだろうが、まだまだ影響力は残っているので気になるね。本日は、これから外出予定につき、夜半に変化があって書けるような状況であれば再度更新しましょう。