
昨日25日は、欧州統合に向けた第一歩となった「ローマ条約」の調印からちょうど50周年だった。世界中のいたるところで欧州関係者が集まって記念式典というほどのことではなくとも何らかの祝う会が開かれたようだ(日本でも)。そしてベルリンではEU首脳会議が開かれた。通常の首脳会議ではないので報道では「非公式」という枕詞がついているが、半年ごとに持ち回りで議長国となるEU(欧州連合)では、年始からドイツが当番国でアンゲラ・メルケル首相が前面に出てEU統合の次の段階を目指すための求心力をつけようと一生懸命になっている。当方には、この女性首相が就任してからのがドイツの動きは様変わりのように映る。もちろんロシア発のオイルマネーの流入という特殊要因に後押しされた景気拡大と、その定着というタイミングの良さは偶然の産物だろう。猛反対の中、皆が嫌がる付加価値税(消費税)の大幅引き上げ(16%⇒19%)を実施し、財政再建に道をつけ、尚且つドイツ経済は国民負担が増す中でも拡大を維持し、結果的にそれがEU全体を押し上げるという流れは、“星の強さ”を感じさせるものでもある。ドイツ版「鉄の女」というイメージである。ヘッジファンドの規制問題や環境問題など年始のダボス会議(世界経済ファーラム)など世界の耳目の集まる機会を捉えては巧みに訴えてきたが、今回の会合で、やはり前面に出てきたのがEU統合のひとつの形としての「EU憲法」批准に向けた共同歩調の再開というテーマだった。2005年にフランスとオランダの国民投票で反対多数で批准が流れユーロを含めEUの先行きには懸念が高まったが、最近の域内の同時景気拡大で憲法条約の建て直しの好機が訪れている。そのタイミングでドイツに議長国が回るという、これも星の強さと言えるのではないか。今回の(非公式)首脳会議では2009年という時間を切って「全会一致を旨とする」という意思決定の硬直性の改善や外交方針の統一など、本来の工程表に戻る方向を示したのがポイントだろう。欧州の政治経済が安定度を増すことは、結局、ドルの受け皿という面で金融市場の安定にも資するものとなる。
なんだか堅くなった・・・・この時間にこの文章は導眠剤のようなものかも。
週末のNY市場で中古住宅の販売戸数が伸びたということで金が売られていることに違和感を持ち、下げの最中に更新するということをやったが、足元でスポット価格が戻り歩調にあるのは、そうだろうなぁ・・・という感じ。桜の第3弾・・・といっても今朝の写真で同じところで撮ったもの、一晩の変化。
なんだか堅くなった・・・・この時間にこの文章は導眠剤のようなものかも。
週末のNY市場で中古住宅の販売戸数が伸びたということで金が売られていることに違和感を持ち、下げの最中に更新するということをやったが、足元でスポット価格が戻り歩調にあるのは、そうだろうなぁ・・・という感じ。桜の第3弾・・・といっても今朝の写真で同じところで撮ったもの、一晩の変化。
しかし、それが事実ならイランもただ黙っているとも思えません。
何だか、また中東で戦争になるのでしょうか?
ロシアのマスコミがアメリカは4月6日にイランに対する先制攻撃を開始とスッパ抜く(博迅網)のところをクリックしたら、中国語で表示されます。