今回は自前のセミナー開催のお知らせです。これまで参加いただいたことのある方には事前にメール連絡をしています。
明後日6月20日木曜日の19時から20時10分まで70分間のオンライン・セミナーを開催します。申し込みをいただいた上で、当日、ライブ参加できない方には、期間限定(翌日から1週間)のYouTube視聴のURLを送付いたします。
ただし無料セミナーではありません。1100円(税込み)ですが有料セミナーです。
以下、内容。
「タイトル」
亀井幸一郎の投資環境の風を読む
「金(ゴールド) 歴史的上昇相場の背景と今後」
内外で史上最高値の更新を続ける金(ゴールド)。ニューヨーク金先物価格(NY金)は、2024年3月に初めて2100ドルを突破すると、そのまま水準を切り上げながら相場は進行し、2200ドルを突破。さらに4月に入り2300ドル台に乗せると2450ドルに接近。その後一呼吸おいて、5月には2450ドルを突破し、なお高値圏での滞留が続いています。
足元のゴールドの上昇は2層構造となっています。 基本的には基軸通貨ドルに代表される発行量が急増した通貨価値の希薄化に対応した新興国中央銀行の大量かつ継続的な買いです。そこに22年のウクライナ侵攻をきっかけにした、ロシアに対する西側の金融制裁が発生。 米国の都合により使えなくなる「基軸通貨ドル」。
これまでのドル乱発による基軸通貨の価値希薄化への対抗策としてのゴールド増強に、政治的動機も加わり、新興国中央銀行のゴールド増強は22年下半期からスケールアップし、現在まで続いています。中央銀行の買いに持続的に上昇を始めたゴールドにアジアを中心に草の根的な一般の現物買いも需給を締め、上昇相場は加速しました。
こうした動きが、ゴールド上昇の底流にあり、複数年にわたる上昇相場の基盤となっています。
その上に米FRBの利下げへの政策転換という金融マクロ環境変化や米国の政治分断、さらに米財政赤字問題などいずれもドル安につながる可能性のある要素が乗っています。さらに長期化するウクライナ戦争や世界政治の問題に転じそうな中東情勢など地政学リスクの存在があります。ここに来てにわかに浮上したフランス政治流動化の可能性など、世界は不透明要因に満ちています。
金市場がどのような経過をたどって構造変化し大相場に至っているのか。先行きをどうみているのか。
証券会社でキャリアをスタートした後、金市場を専門に見始めて今年で37年経過したゴールド分析のプロが語ります。自前の開催の次回は2025年になる予定です。
ふるってご参加ください。
詳細および申し込みは以下をクリックしてください