原油が一時112ドルと、スルスルと過去最高値更新。在庫が予想外に減ったというのが背景というが、笑ってしまうのが(笑い事ではないかな?)このところの混乱で与信管理が厳しくなった金融機関の貸し渋りから運転資金の確保がきつくなり、石油会社が余分な在庫を持ちたがらないんだそうな。つまり需要の高まりによる在庫減というわけではない。もともと効率化を追求する風潮が一般化したいま、在庫はなるたけ持たないということなので、材料になりやすいのはわかるが、何でも買い材料にしてしまう状況は大丈夫なのか?と。
金市場のほうは調査会社GFMS社(ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシィズ)の需給統計が発表されたが、付随する価格見通しの年内1100ドル超という数字が注目を集めるのは、むべなるかな。まぁ、それは置いておいて、統計の中で「スクラップ」と呼ばれる宝飾など金製品の市場への還流(換金売り)が(増えないであろうとは予想されていたが)減っていたのが目を引いた。いまや日本でも「金買い取ります、白金買い取ります」という看板をよく目にするようになったが、価格が上がってくると世界的にジワジワと増え、それがまとまると無視できない供給要因となる。2006年比較で昨年は平均価格で約90ドルほど上昇したが、逆に1126トンから956トンへと減っていた。この項目は2005年まで値が上がると打っていたインドが2006年には止まり、代わって売りの中心が中東湾岸諸国になっていた。それが昨年の上半期には中東湾岸産油国の売りも止まったと伝えられていた。その結果が当方は興味があったのだが、しかして中東湾岸諸国のスクラップの売り戻しは前年比34%の減少となっていた。インドも4年連続で減少となっていたが、これは古いジュエリーを換金するのではなく新しいデザインものに換えるという行動によると。ポイントは、こうした行動(価格上昇にもかかわらず換金売りの減少)は、金価格の上昇期待によるという部分。この点で年始以降の動きが気になるところだ。インドの輸入が極端に少なくなっているので、足元の需要期がどうなっているのか、データが出るのが来月になる。
金市場のほうは調査会社GFMS社(ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシィズ)の需給統計が発表されたが、付随する価格見通しの年内1100ドル超という数字が注目を集めるのは、むべなるかな。まぁ、それは置いておいて、統計の中で「スクラップ」と呼ばれる宝飾など金製品の市場への還流(換金売り)が(増えないであろうとは予想されていたが)減っていたのが目を引いた。いまや日本でも「金買い取ります、白金買い取ります」という看板をよく目にするようになったが、価格が上がってくると世界的にジワジワと増え、それがまとまると無視できない供給要因となる。2006年比較で昨年は平均価格で約90ドルほど上昇したが、逆に1126トンから956トンへと減っていた。この項目は2005年まで値が上がると打っていたインドが2006年には止まり、代わって売りの中心が中東湾岸諸国になっていた。それが昨年の上半期には中東湾岸産油国の売りも止まったと伝えられていた。その結果が当方は興味があったのだが、しかして中東湾岸諸国のスクラップの売り戻しは前年比34%の減少となっていた。インドも4年連続で減少となっていたが、これは古いジュエリーを換金するのではなく新しいデザインものに換えるという行動によると。ポイントは、こうした行動(価格上昇にもかかわらず換金売りの減少)は、金価格の上昇期待によるという部分。この点で年始以降の動きが気になるところだ。インドの輸入が極端に少なくなっているので、足元の需要期がどうなっているのか、データが出るのが来月になる。
確かに大記録ですが、でもそこまで重いものかな・・・
いまさら名球会入りでもないでしょうし。
まぁ後一本打ってしまえば元通りになるのでしょうけど。