NY金の週足の上昇は2週で途切れ、先週はわずかに反落。週後半の3営業日に、節目の1800ドルにトライしたものの、跳ね返され23日は、我慢もここまで・・・的なファンドの売りに水準を切り下げマイナス圏で終了。週足もともにマイナス圏にという流れ。市況風に書くなら、足元で本格化している米企業の決算がおおむね予想を上回る内容になっていること。さらに発表される米経済指標に好調な内容が続いたこともあり、前週に水準を40ドルほど切り上げただけに、利益確定の売りが出た・・・ということ。
しかし29日の政権発足100日に合わせる形で28日に施政方針演説を予定しているバイデン大統領。この28日は、前日に始まるFOMC(連邦公開市場委員会)の2日目で声明文の発表の後にパウエルFRB議長の記者会見がある。そこに重なる。今回のFOMCに関しては、ワクチン接種は政権が目標に掲げた予定を軽く上回り、足元で発表される経済指標も強気のものがそろっているだけに、市場の一部では議長の記者会見で利上げは先の話としても、量的緩和策の段階的縮小つまりテーパリングについて示唆的な発言があるのではと、予想する向きもいる。
それはどうかな?当方は夏の終わりから秋まで様子を見るのではと思うがどうか。同じ日の施政方針演説で、3月末に発表した予算規模2.3兆ドルの「アメリカン・ジョブズ・プラン」の実現に向けた協力を訴え、その有効性を訴えるとされる。次年度予算の中に、一部を盛り込むとすると夏までにはメドをつける必要があるのではないか。世論調査の結果が伝えられているが、支持率は59%とオバマ元大統領の61%に近い。ちなみに前大統領は同じ時期に36%だったと。1.9兆ドルのレスキュープランを成立させ、1人当たり1400ドルの給付金を撒き、景気を底上げし、ワクチン接種から外交攻勢と前政権との違いを際立たせるもの。支持を固めた上で予算案を通し、2022年の中間選挙に臨む肚とみられる。
こうしたレールの上に、FRBの現執行部も乗っていると思われ、一連の政策や法案の成立具合も政策方針に影響を与えそうだ。政策の推移によって金融政策も微妙な見直しをすると思われる。それほど予算規模の大きさや政策方針から、FRBの金融政策も影響を受けると思われる。
しかし29日の政権発足100日に合わせる形で28日に施政方針演説を予定しているバイデン大統領。この28日は、前日に始まるFOMC(連邦公開市場委員会)の2日目で声明文の発表の後にパウエルFRB議長の記者会見がある。そこに重なる。今回のFOMCに関しては、ワクチン接種は政権が目標に掲げた予定を軽く上回り、足元で発表される経済指標も強気のものがそろっているだけに、市場の一部では議長の記者会見で利上げは先の話としても、量的緩和策の段階的縮小つまりテーパリングについて示唆的な発言があるのではと、予想する向きもいる。
それはどうかな?当方は夏の終わりから秋まで様子を見るのではと思うがどうか。同じ日の施政方針演説で、3月末に発表した予算規模2.3兆ドルの「アメリカン・ジョブズ・プラン」の実現に向けた協力を訴え、その有効性を訴えるとされる。次年度予算の中に、一部を盛り込むとすると夏までにはメドをつける必要があるのではないか。世論調査の結果が伝えられているが、支持率は59%とオバマ元大統領の61%に近い。ちなみに前大統領は同じ時期に36%だったと。1.9兆ドルのレスキュープランを成立させ、1人当たり1400ドルの給付金を撒き、景気を底上げし、ワクチン接種から外交攻勢と前政権との違いを際立たせるもの。支持を固めた上で予算案を通し、2022年の中間選挙に臨む肚とみられる。
こうしたレールの上に、FRBの現執行部も乗っていると思われ、一連の政策や法案の成立具合も政策方針に影響を与えそうだ。政策の推移によって金融政策も微妙な見直しをすると思われる。それほど予算規模の大きさや政策方針から、FRBの金融政策も影響を受けると思われる。