ベア・スターンズの処理のニュースに騒然としたこの週末、関西地区の中学・高校の社会科の先生50名(希望者)を対象にした「金融・経済セミナー」が開かれ、講師として声を掛けていただいており行ってきた。朝10時から昼食を挟んで16時30分までという1日がかりのセミナーで3名で分担して各90分という時間配分だった。当方は3講目にサブプライム問題など足元の金融情勢などの話をさせてもらった。それぞれ話し終わった後に、質疑応答の時間を設けてあるのだが、かなり突っ込んだ質問もあり、なかなか緊張感のあるセミナーだった。社会科の先生といえど金融分野の理解には温度差があるようで、それは(50名限定という数から)話しながら表情からも読み取ることができた。同じ話に深く頷かれる方、怪訝な顔をされる方・・。
当方の前の講義は「原油高の背景と消費者への影響」というテーマで講師はUBS証券シニアアナリストの伊藤さん。数ヵ月ぶりの再会で休憩時間中に話したが、話題はやはり原油市場のこと。現在の原油と製品在庫はゆるゆるで、その中での高騰はやはりバブルだと。しかし、この流れは当面続いてしまうのではないかとの見通しだった。海外のアナリストの中には4月ピーク説があるようだが、伊藤さんは夏場以降のピークを、しかもかなりの高値を見ているので驚いた。数年前から毎年2~3度、こうしたセミナーでペアになることが多く、その際に内部要因など聞かせていただくがいつも興味深い。もちろん金市場のみならず金融市場を考える参考材料にさせてもらっている。
当方の前の講義は「原油高の背景と消費者への影響」というテーマで講師はUBS証券シニアアナリストの伊藤さん。数ヵ月ぶりの再会で休憩時間中に話したが、話題はやはり原油市場のこと。現在の原油と製品在庫はゆるゆるで、その中での高騰はやはりバブルだと。しかし、この流れは当面続いてしまうのではないかとの見通しだった。海外のアナリストの中には4月ピーク説があるようだが、伊藤さんは夏場以降のピークを、しかもかなりの高値を見ているので驚いた。数年前から毎年2~3度、こうしたセミナーでペアになることが多く、その際に内部要因など聞かせていただくがいつも興味深い。もちろん金市場のみならず金融市場を考える参考材料にさせてもらっている。
何となくですが、調べれば調べるほど未曾有の金融危機であることを思い知らされるばかりです。これで多くの人が不幸のどん底に陥るかもしれませんが、それくらいですむことを願ってます。杞憂だと思うのですが、それ以上の災いが降りかからないことを祈って止みません。
ロイター通信によると、次期日銀総裁について民主党の鳩山幹事長が財務官経験者でも拘らないとの見解を示した、としています。具体的な候補者の名前の中に、アジア開発銀行総裁で一橋大大学院教授の黒田東彦氏が上がっていました。黒田氏は「アジア通貨」の推進者で夢のある真面目な人だから新総裁にぴったりだと思うし、年齢も63歳で丁度いいと思いますが。
自分は2時間で30ドル上げる相場は見たことがないです。
今1歳半ですが、金は1000ドルになりました。
両親は「この子が大人になったら渡します」と言ってへその緒と一緒にしまい込みました。
大人になってパパから金貨を受け取った時、興味を持って金貨の事を調べてくれたら良いな、と思っています。
金貨というモノを見て興味を持って調べる気になってくれたら私のささやかな金投資が生きるのですが…
たとえその時金が1000円になっていたとしても。
私も黒田氏に1票。
下馬評にのぼった人は当選しないというジンクスがあるらしいけど、下々の私も気がかりです。
いよいよその時が近づいているのかもしれませんね。景気後退のあおりを受けて下落するはずの原油もぶっ飛んで111ドルです。ドルの下落は止まりません。何を考えているのか知らないがたった0.25%で株の下落を止められるはずもなくフリーフォール状態です。今夜緊急の追加利下げでも止まらない場合、協調介入しか手段が残されていません。そこで、中国やロシアがなどのBRIC’Sが入っていないとどこぞの輩がソロスを真似た行為をするかもしれません。IMF体制に挑戦すれば歴史的偉人と讃えられるでしょう。もしそうなったら、旧西側体制は崩壊しかねません。
ツマラン自慢をするわけではないのですが、ナント私は年初に「日経平均が11000円台まであるのでは」とここに書きました。こんなに早く11000円まで下落すると思ってなかったので、少々複雑な気持ちです。ドルの信認が薄れていっていることから、ドル安(決して円高ではないのですよね。)→金高となっているわけですが、このドルがどこまでいくかですよね。今日みたいな動きをすると、90円割れも時間の問題かと思ってしまいますが、本当に時間の問題なのかもしれません(なんのこっちゃ)。その時は日経平均はひょっとしたら1万円もやばいかもしれませんね。日銀総裁一人決められない国は株・金融の世界では「ない国」として扱われるのですね。何かものすごい「反面教師」を見ている感じがするのは私だけでしょうか。
そしてバーナンキさんが採ることのできる施策はもうあまりないような気がするのですが、亀井先生いかがでしょうか・・・・・